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稲置街道をのんびり散策
        

2007年3月31日 実走
自転車:赤 Brompton T6
   

日本には五街道のほかに無数の小さな街道があります。今で言うと五街道は国道、無数の
小さな街道は県道といったところでしょうか。ここ愛知にも沢山の小さな街道があります。
今日はインフルエンザ明けということもありちょっと走ろうと思ったので、名古屋清水口から
犬山に向う「稲置街道」を走ってきました。
稲置街道と木曽街道は名古屋清水口から楽田追分まで同じルートです。多分、本来は木曽
街道なのでしょうけれど犬山をゴールとするのでその当時使われていた呼び方を参考に
「稲置街道」とここでは書かさせてもらいます。
    
 走行距離46kmくらい(清水口から犬山(稲置)までは27km)
 
GPS軌跡データはこちらへ (最初と最後は少し抜けています)
                                    (作成2007/04/02)
地下鉄に乗って赤ブロで輪行です。やっぱり小さいことはとてもらくちん!
でも少々重いですけど・・・、でも地下鉄の駅にはエレベーターがあるので助かります。
まずは名古屋城、桜も開花が進み3分から5分咲きといったところでしょうか。
    
名古屋城の正面入り口、桜見物の方もたくさん
来ているし散歩中のわんこと遊んでいる人も、
でもやっぱりカメラ担いだ人が多い!
   
お堀に延びた枝っぷりが綺麗ですねぇ。
塀に囲まれた桜の開花はやはり早いです。
このあたりは5分から8分ほど咲いていました。
   
   
市役所から清水橋を渡って清水口へ向います。
清水口に到着するも街道の入口がいまいち
はっきりしませんでしたが、スギ薬局の先に
下り坂がありました。ここですねぇ、間違いあり
ません!
GPSはここからスタートしました。
国道41号手前の道からスタートして、すぐに
下り坂に入ります。妙にくねくねと曲りながら
突き当ったら、右折して国道41号を渡ります。
でもさすがに渡れないので近くの信号を使い
ちょっと大回りして国道を超えて行きます。
名鉄瀬戸線をくぐると、白龍酒造という古い酒蔵があります。街道らしさがそこはかと感じられて
古き時代を思い浮べながら進みます。
   
   
少し寄り道をして右手にある久国寺に寄ってき
ました。この釣鐘は知る人ぞ知るあの天才芸術
家「岡本太郎」の作です。すごい角が生えていま
す。初めて見ましたがもうビックリでした。
   
街道に戻り八王子神社を左手に見ながら進み
ます。
   
三角地点には「稲置街道」の石標が建っていま
す。この石標は新しい物のようでした。
   
清水の街並みを抜ける街道らしい曲り具合、
昔はもう少し狭かったのでしょう。
   
堀川(黒川)を渡り志賀橋を渡って北へ向うので
すが、道端にユキヤナギのような綺麗な白い
小さな花が可愛いく咲いていました。
    
児子八幡宮へ向うこれまた良い感じの通りを
走っていきます。こんな道を見ていると、その昔
美濃路の通りに住んでいた頃を思い出します。
   
志賀町2交差点で稲置街道は途切れます。
行く手には家が立ち並んでいました。これより
300mほどは道が消滅してしまったようです。
   
東志賀小付近から右手に入り込むとまた街道
に戻りますが、更にすぐ道は無くなり、またまた
復活しながら矢田川へと続きます。
   
途中、ところどころはっきりしないところが多いですが、おおよその感じで矢田川までたどり着き
ました。堤防を自転車押しながら上って行きます。
   
   
矢田川と庄内川には渡し船があったのでしょう
けれど、今日には残っていませんのでふれあい
橋(人道橋)を渡っていきます。
庄内川の北側河川敷には一面の黄色い世界が
広がっていました。からし菜が群生しています。
    
橋を渡り終えたら堤防下を東に向かって進み
ます。200mほど進んだ所から北へ進路を戻し
ます。
   
ここからが稲置街道の一番よい所ではないかと
思います。車はほとんど通らない静かで落ち着
いた雰囲気がとても感じ良いです。
   
旧街道に相応しい?日本浮世絵同好会やら
おじぞうさんが祭られています。
楠味鋺小学校南交差点をを渡るとそこには・・・
   
いやはやなんとも言えないクランクが待っていま
した。写真では入り切らないこのクランク、
小学校の頃を思い出させてくれるような懐かしさ
を感じました。
   
街道沿いには昔から続く酒造があります。
こちらの酒蔵の立派な塀もとてつもない貴重な
財産でしょう、いつまでも残して欲しいものです。
   
   
道の端っこにちょこんと立っているおじぞうさん
がおります。首切地蔵というちょっと怖そうな名
が付いています。
その昔、一ノ曽五右衛門が同家に支えていた
女中に過失があったので手打ちにしようとした
ところ、この地蔵が身代わりになったと伝えら
れているものです。
   
   
道は春日井市に入り県道102号(名古屋犬山
線)に合流します。合流してすぐに古墳が二つ
あります。
左手の小さな公園には春日山古墳と、県道の
右手に二子山古墳があります。写真は小さな
方の春日山古墳です。街道などという言葉も
無かったころの時代の遺産です。地域の憩い
の広場になっているようです。
   
   
県道を走っていくと名古屋飛行場に着陸する
飛行機の腹が見えるようになってきました。
名古屋飛行場になってからは飛行機の大きさが
小さくなってしまったので迫力に欠けます。
   
そして探して探して行ったり来りながらようやく
見付けたのがこの写真の石標です。何の石標
かというと「味鋺原新田一理塚址」なんですよ。
この街道に残る一里塚の跡といえばここしか
残っていないので見つかって良かったぁ。
この先は名古屋飛行場の東横をずんずんと北上して行きます。とくにこれといって何も無いです。
どんどんと走り小牧市に入りなおも走りつづけます。
   
南小学校の横から脇道に入り込むのが稲置
街道の本線だと思うのですが、地図を見る限り
では次の信号「桜井南」から入るのかもしれま
せん。ここは管理人の独断で南小学校の横から
入り込んでいきました。
   
街道らしい曲がりくねった道を進んで行くと、
見覚えのある通りにでました。そこにはあの
岸田家の屋根神様があります。そう、ここは
小牧宿脇本陣なのです。ということはやはりこち
らが稲置街道でしょう。
更に進むと本陣跡の案内板がちょこんと立っていました。これは間違いないでしょう!
さてそろそろお昼ですが、おやつ程度に楽しむこととします。
   
曲がり角にはうす皮饅頭の「藤屋」があります。
遠く正面に小牧城が見えますよ。
   
うす皮饅頭とクリームぜんざいをお願いして
お店の中で頂きました。ストーブの温もりが暖か
いのでクリームぜんざいもぺろりと頂けます。
   
   
やはりここは街道沿い、良い感じの家並みや道
が残っていました。でももう一本向こうの道って
どんな感じなんだろう。。。
   
お腹が冷たいので温かい物と思ったら、たこ焼
きの「ほていや」があります。
皆さん並んでいるので列の最後で待ちます。
   
この辺りでは人気のお店だそうです。今日は焼
きたてを頂くことが出来ました。う〜む中はとろ
〜りの外はパリッとしている!こりゃ美味しい!
   
暖かい物食べたので出発! イトーヨーカドーの間の道を通り、県道102号に再度合流します。
   
新聞屋の店の前に斜めに倒れかかった石標が
建っていました。「右犬山、左岩崎山御野立所」
があります。
   
新木津用水の筋違橋のたもとに気になる光景
が見られます。用水の中から藤の木が延びて
棚に生い茂っていました。5月には甘い藤の花
が咲くことでしょう。
   
   
田縣神社を左手に見ながら県道を北上して行く
と楽田本町交差点の一本先の道から左に反れ
ていくのが稲置街道です。
ここから街道らしい道が残っています。
一度、県道102号を超えて東側に渡り進むと、
yamaさんのHPでも紹介されている教会が見え
てきます。
   
ここがその教会です。左が稲置街道、犬山へ
向います。右が木曽街道、善師野を通り今渡へ
と抜けて中山道に合流する道です。
   
教会のお隣の敷地の中に4個の石標が建って
いました。木や柵で見えないのですが、追分の
石標がなんとか見えました。
   
さて今日は稲置街道なので左手に進み犬山を目指します。
   
古い家や曲った道を進むと気になる物が!
   
常夜燈の一部分でしょうか? これも街道っぽ
さを味わうことが出来ます。
   
更に道は県道27号に合流して五郎丸交差点をくぐり名鉄犬山線の犬山口駅付近の踏み切りを
超えて行きます。もうすぐ犬山の城下町、犬山城が見えてきます。今日はここまで!
稲置街道、小さな街道ですが昔を味わいながら走ってみるのも良いものです。
GPSはここまで!
   
帰りはいつもの五条川沿いの尾北自然歩道を
通ります。岩倉の桜祭りが始まっていました。
まだまだ3分咲きですが結構な人出です。
   
徒歩の方優先で、私は歩いて自転車を押して
いきます。ゆっくりいこうよ! そんな感じで。。。