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中山道の旅 薮原宿〜三留野宿と鳥居峠
(前半)
        

2007年5月4日 実走
自転車:Bianchi Minivelo9
   

中山道の南木曽駅以北を今年は走ってみようと思っていたら、跳ね馬さんが薮原宿から三留
野宿までを走るとの話を聞き、同行させてもらいました。
電車輪行で南木曽駅から薮原駅まで行き、中山道を下る約50kmの道のりです。
ところが当日、急きょ鳥居峠にも行ってみようかということで、オプション追加の旅が始まり
ましたが、後半バテ気味になってしまいました。下り基調とはいえ、アップダウンの連続と
国道19号との並走や右に左に国道を超えるのはかなり神経を使います。
それでも早朝の峠への道のりや、こんなところを通るの!?、新緑の山々の素晴らしい景色
を楽しめました。跳ね馬さんもわんことの出会いを楽しんでいました!
GW真っ最中の一日、春の木曽路を思いっきり楽しんできました。
    
 走行距離71km
 
GPS軌跡データはこちらへ
                                    (作成2007/05/06)
早朝の3:30に集合場所に到着、跳ね馬さんと一緒に国道19号を快調に走り、南木曽町の
天白公園に車を止めさせて頂きます。南木曽町役場さんに事前確認済ですよ。
JR南木曽駅まで輪行袋を担いで行くのですが、これがキツイ!
    
6:26の普通電車に乗り薮原駅を目指します。
GW中とはいえ、この時間帯はガラガラなので
余裕で座れました。運賃820円です。
   
電車に揺られること約50分、薮原駅に到着しま
した。自転車組立てて準備OK! でも私はお腹
の調子が今一つ! 大丈夫かな!?
【7:40 標高850m】
   
   
ここで提案があり、急きょ鳥居峠に行くことに!
跳ね馬さん行きたそうだったし、管理人も行って
みたいので一つ返事でOK!
まずは中山道ルートから少し外れてスタート
しましょ! 特に用事があるわけでもないですが
国道19号の鳥居隧道の入口に寄りました。
【7:50 標高999m】
   
   
中山道のルートに入り、鳥居峠を目指します。
後で知ったのですが、ここには中山道と旧国道
があり、それぞれに鳥居峠が存在します。
写真の真っ直ぐ進む道が中山道、見えないです
が右手に折れるのが旧国道になります。
中山道はここからダートが始まり、まだ早朝の
寒さの中、ずるずるっとタイヤを滑らせながら
走って行きます。
   
石畳の道は比較的新しいようで、工事を示す
ピンクのテープがひらめいており雰囲気台無し
って感じでした。それでも道標がせめてもの救
いかな。
    
木曽路は山の中というフレーズを再認識させら
れる、案内板があります。右横には拳大の熊鈴
があるのでちりんちりんと鳴らしておかないと!
   
   
ここからつづら折れが始まりますが、路面はよく
整備されているので歩きやすくなっています。
日が昇り木々の隙間から日差しが差し込み始
めてきたのと、朝もやが白く覆い始めたことで
山の雰囲気が最高に素晴らしいです。
つづら折れが終わっても静かな山道は続きま
す。途中、右手上に休憩所がありますが、気に
せずそのまま上って行くと広場に出ます。
   
広場に出て目の前に、義仲硯水から豊富な量
の湧水が流れてきています。水温も冷たくて
気持ち良い!
   
丸山公園には、いろいろな碑の中に鳥居峠の
碑があります。あれ?ここが鳥居峠なの?
二人そろってどうも変だなと思いつつ、まだ続く
道を上って行きます。
   
落ち葉が堆積した道をゆっくり上って行きます。
日差しが入り込み温かさを感じ始め、峠を目指
して上って行くと!
   
道の頂上っぽい所に出たら、御岳神社の鳥居
ありました。ここが峠?でも何も無いし・・・。
   
奈良井宿への案内板がありますが、峠について
書かれた物はありません。
【8:28 標高1219m】
   
古い道標にも何も書いてないし・・・。
ここから下りが始まりますが、もしかしたらもう少
し先かもしれないので行ってみます。
   
   
途中、もう一ヶ所、熊鈴が設置してありました。
その先を進むとずっと下り基調の道になり、
次第に大きなクスノキが群生していました。
天然記念物の鳥居のクスノキです。
道はさらに下り基調になるので、ここで諦めて
引き返すこととします。
山に入るときは下調べが大切といことを痛感し
ます。
【8:31 標高1210m】
   
家に戻ってから調べてみるも、旧国道の峠と中山道の峠の違いがはっきり分かりません。
カシミール地図ではクスノキの群生地点より更に進んだ所が鳥居峠と記載されていますが、ここ
は旧国道の峠のように思えてなりません。そう考えると、中山道の鳥居峠はやはり丸山公園にあ
る碑の所がそうなのかもしれません。なんだかもやっとした気分ですっきりしないな〜。
   
   
そうは言っても丸山公園には立派な「信濃 
十名所 鳥居峠」の碑があるのでここで峠制覇
ということにします!
やったー!
【8:46 標高1203m】
   
鳥居峠も制覇したので、つづら折れを戻り中山道を薮原宿に向います。
   
薮原宿の街並みには古い家が並び往時の雰囲
気を残しています。大きな杉玉にしめ縄が飾ら
れているし、狸が良い雰囲気かな!?
   
くし屋には、大きなくしが目印になっています。
たばこの看板の針金が片方外れてゆらゆらして
います。
   
   
二又水道組合いの湧水や高級なお六櫛問屋
などが薮原宿の雰囲気を作り上げています。
   
枝垂れ桜が枝を延ばし大きく広がっていました。
ソメイヨシノは終わっているけど、梅が満開
だったりと地元とはちょっと咲く順番が違うので
何やら変な感じがします。
   
この辺りに今日最初の一里塚があるはず!
そしたら大きなD51を発見、最初は気づきませ
んでしたが足元に一里塚の碑がちょこんとあり
ました。【9:27 標高922m】
   
可愛らしい薮原の一里塚跡の碑です。
「江戸より六十六里、京へ七十里」
この後も可愛らしい一里塚の碑が沢山登場し
ます。
   
国道19号に合流しますが、車に引かれそうなの
で歩道を走って行きます。
国道の壁に大きな絵がありました。
「中山道 鳥居峠」を見る絵でしょうか。
走れ走れーっと快調に進んで行きます。
   
国道を反れて車の通らない道に入ると、やはり
気分よく走れるというものです。
苔むして枝が散乱していますが、それでも走り
易いのが嬉しいです。隣を流れる川のせせらぎ
も心癒されるひとときです。
   
国道19号に合流したり反れたりしながら進み、県道259号に入ると巴淵が綺麗な緑色の流れを
作っていました。そろそろ宮ノ越宿に到着です。
   
宮ノ越宿 本陣跡に到着!
特に見る物も無いので、中山道の中間地点を
目指して出発します。
   
あっと思ったら中山道の中間地点!
標柱が無くなって、替わりに案内板が設置して
ありました。標柱が良かったなぁ。
それでも遠くに美しい山の景色が素晴らしい!
   
あっ、しまった、宮ノ越の一里塚跡の碑を見逃した・・・。
おまけに出尻の一里塚跡の碑も見逃した・・・。う〜ん残念でした。
   
中山道もいよいよ福島宿に入ります。まずは
番所に寄って通行の許可をもらわねばって冗談
ですよ。ここは資料館として開放されており
大人300円で入場できます。
   
番所の前には関所の水があり、今も箱の奥の
方でしとしとと流れる音が聞こえますが、外には
流れていませんでした。
【10:25 標高781m】
   
ここらで福島宿を散策しましょう。
中山道は川と一緒に道が出来ているので、そのため水場が多く存在しますので、上ノ段用水を
見に行ってみます。
   
福島宿の街並み。甘味処肥田亭には蕎麦饅頭
の張り紙が! おっ後で食べようっと!
   
上ノ段用水の水場からは冷たい水が勢いよく
流れていますが、飲めないですよ。
   
角を左に曲がるとナマコ壁が美しい路地に入り
ます。夜間照明の設備もあるので、暗くなったら
さぞ幻想的な美しさを見ることが出来るでしょう。
   
宿場内を進むと角に古い井戸が大切に保存さ
れています。
   
ここらでお昼タイムに入りましょう! 山間といえば蕎麦ですが、さすがにくるま屋は混雑しそう
だし、あまり高い蕎麦もなんなのでありきたりの食堂に入りました。それでも蕎麦は地元の食堂と
比べると遥かに美味しい蕎麦でした。五平もちも一本頂きます!
   
   
福島宿は宿場の家並みもさることながら川沿い
にぎっしりと建つ景観が見事なことに驚いた。
郡上八幡の吉田川で見る景色によく似ていると
思うのは管理人だけではないでしょう。
   
景色を眺めていると男性が声を掛けてきたので
振り返ると跳ね馬さんと話していました。この後
男性が何故跳ね馬さんに声を掛けたのか?
管理人一人だったら、多分通り過ぎていること
でしょう(笑)
話を聞いてやってきたのが木曽の地酒「中乗
さん」の酒蔵です。どうもこちらじゃないみたい、
もう少し奥に行ってみるとやっていました!
【12:10 標高756m】
   
酒蔵の見学ができました。滅多に見ることが
出来ないので面白かった。
麹の香りがぷんぷん漂っています。
酒蔵の一年の工程やら、酒作りの案内書きなどが手作りで作られています。アットホームな感じ
の酒蔵では利き酒クイズやニジマス釣りなんかもやっていました。
私達の前のカップルはけっこう飲んでいましたよ、その甲斐あってか3問正解でした。
   
   
福島宿は中山道に関わるものだけでなく昭和を
感じるものも多く残っています。
これはこれはお二人並んで珍しいホーロー看板
ですね。他にも郵便差出箱1号丸型ポストなど
は一個一個に愛称を付けて見守り続けていくと
共にずっとこの丸型ポストを使いつづけていく
そうです。
足湯スポットも綺麗に整備されていました。
ふたを空けて入る所など雰囲気が良いですよ。
   
   
古き雰囲気を楽しみつつ、また楽しく遊ぶことも
できる福島宿で随分と時間を過ごしてしまいまし
た。そろそろ次に向けて出発します。
   
JR木曽福島駅から中山道をふたたび進み
小高い細い路地に入っていくと、福島宿の街並
が一望できます。
   
中山道の旅、まずはここまで。後半は次のページへどうぞ!
   

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