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桧峠と油坂トンネル、そして九頭竜湖
        

2007年5月20日 実走
自転車:TOEI ツーリング
   

GWに行こうと計画していたのですが、石徹白地区の冬期閉鎖がなかなか解除されないため
先延ばししていたところ、先週ついに冬期閉鎖解除となったので早速走ってきました。
前日の天気予報では午前中は曇り、午後から晴れとのことなので日曜日の早朝に出発!
交通量が多いかもしれないと思い、6時スタートとしたところ、桧峠を超えるあたりから細かい
雨に降られてしまい、久しぶりの雨天走行になってしまいました。
山を一つ超えると天気は変わります。分かってはいたものの、う〜ん失敗!
それでも後半からは天気と風に恵まれて油坂トンネルでは最高の景色に出会えました。
    
 走行距離70km
 
GPS軌跡データはこちらへ
                                    (作成2007/05/23)
まだ暗い中、車にTOEIを積んで出発! 国道156号をひた走り奥美濃大橋を渡ってしばらく行く
と急に雨が! 雨が降るとは考えてもいなかったので予想外の状況にどうしようか考えていました
が、時間も早いのでしばし仮眠をとります。
6時過ぎ、まだ霧雨が舞っているけど、天候回復するだろうと判断して出発する事にしました。
    
南の空には少しづつ青空が広がってきています
が、目指す北西の空は相変わらずの雲が・・・、
まだ降っていそうな感じがします。
【時刻6:20、標高443m】
   
国道156号を走って行くと徐々に雲が切れ出し
て日差しが差し込んできました。やった、天候は
回復するぞと確信した頃、前谷から見る長良川
がとても綺麗でした。
   
前谷の入口駐車場に到着すると、南西の空に虹がうっすらと見えます。今日一日がとても良い
日になりそうな予感が!
   
青空も広がり出して、新緑の山に写る雲の影が
良いコントラストとなり、景色をいっそう際立たせ
てくれます。【時刻6:36、標高481m】
それでは張り切ってスタートです!
とは言っても走り始めていきなりの坂の連続な
ので少々堪えます。
   
前谷集落を過ぎた辺りから旧道との分かれ道に
到着。何年か前に地元の子供達により旧道も
整備されているのですが自転車では辛そうなの
で、今日は新しい道から上って行きます。
この辺りから強烈な上りとつづら折れが続くので
TOEIで上れるのか?
   
   
まずは正ヶ洞の棚田との分岐まで到着。
【時刻6:48、標高606m】
まだこの辺りは田植えが済んでいないので棚田
には行かず「阿弥陀ヶ滝」を遠くから眺めてみる
ことにして出発!
インナー26T×リア24Tで上って行けるくらいの
坂道です。
   
道の一部分から阿弥陀ヶ滝の上の方が見える
ので少しばかり滝を鑑賞します。朝早くから観光
か撮影かの人がすでに数組み滝の方から戻っ
てくるので、今日は滝も水量が多く良い按配な
のかもしれません。【時刻6:58、標高670m】
    
前谷川と分かれて山の中に入って行くと、勾配
12%の標識が! ここからスノーシェルターを
超える所が一番の急坂になるので気合一発!
それでも軽いギアでクルクル回しながらのんびり
と走っていくことに!
   
   
スノーシェルターを超えて少し上った所に、前谷
地区を眺める絶景ポイントがあります。
ガードレールに持たれ掛けても自転車は止まっ
てくれないので輪止めして固定します。
車の交通量が思いの他多く、皆さん自転車で来
られたのですか?と声を掛けてくれます。
挨拶しながら車が途切れた所で何枚か写真を
撮って、今度は桧峠目指して走ります。
ここまでは良い天気に恵まれて良かったと思っ
ていたのですが・・・。
【時刻7:18、標高836m】
峠の手前から、急に小雨が降り出してきて気温
が下がってきました。峠に到着するも小雨は降
り続くので、先に峠の記念を撮っておきましょ!
   
3年ほど前でしょうか、大きく立派な峠のモニュ
メントが建てられました。標高983.38mと書いて
あります。【時刻7:32、標高977m】
   
旧桧峠も探しに行こうと思っていましたが、この雨の中、行く気にもなれずそそくさと下り始めて
石徹白シャーロットタウンのスキー場を目指すことにしました。それにしても向う方向にはどんより
とした雲が広がっているので、途中で更に雨脚が強くなってくるかも? そんな不安の中、車では
慣れ親しんだ道を自転車で初めて下って行きます。
白鳥ウィングヒルズスキー場の横を通り、下り勾配9%の道を下って行く最中も、づっと小雨は
降り続くので、さすがに景色を眺めると言う気にもなれず、一気に石徹白地区まで下ります。
   
石徹白シャーロットタウンのひさしの下に逃げ
込んで雨を避けてしばし避難することに。
【時刻7:53、標高676m】
峠川に釣りに来ている一宮のフライマンと釣りの
話をしながら、雨が止むのを待つことに・・・。
おっ、日差しが差し込んできた!
   
スキー場はその広大な敷地を持て余して入るよ
うですが、山菜取りの方かな?数人あちこち歩
きながら摘んでいるようです。青空が広がってき
たものの、向う方向にはまだどんよりとした雲が
流れていますが、そろそろ出発することに!
【時刻9:00】
   
峠川にはフライの方が多いですね。女性の釣り
人が多いのもこの河川の特徴でしょう。
今日も一人の女性アングラーに出会いました。
山藤は終わりを告げていましたが、新緑が鮮や
かに広がり、絶好の釣り日和ですね。
私も夕マズメを狙ってみようかな?
   
   
右から峠川、左から石徹白川本流が合流する
この場所は、水の色がとても綺麗です。
冬の間はここから福井県に向けて冬期閉鎖と
なりますが、情報通り解除されていました。
石徹白川を下って九頭竜湖に抜ける道は車で
も走ったことの無いまったく初めての道なので
期待いっぱいで出発!
   
石徹白橋【時刻9:20、標高651m】を渡り、
釣り人の姿を数名確認しながら石徹白川と並走
して走っていきます。
   
すぐに福井県との県境に到着、以前は和泉村
でしたが合併で大野市になっていました。
山から流れ出す水が道路を渡って河川に落ち
ていきます。今日はガード付きの自転車なので
とても助かります。でもガード内は結構汚れてし
まうので、後でタイヤの掃除もしなくては!
   
途中、河川の反対側に物資を渡すための設備
やら、小谷堂 守護本尊堂跡があります。
石徹白川沿いの景色はどこもゆったりとした
時間が流れているようで、心が和みます。
普段のストレスが消えて行くようなそんな感じが
します。やっぱり山はいいなぁ。。。
徐々に川と道との高低差が広がっていくので、
石徹白ダムはもうすぐ見えてくるでしょう。
   
ダム湖に水を蓄えた石徹白ダムに到着!
【時刻9:49、標高581m】
電源開発のダムでコンクリートアーチ式の形状
をもち、昭和42年の竣工、ここからトンネルを
通り、九頭竜ダムまで注水しているダムです。
   
   
空は雲が広がり出してきて、時折細かい霧雨が
舞ってくるようになりました。
和泉前坂 家族旅行村の施設に到着、さすがに
時期が早いのでキャンプしている人はいまでん
でした。ここから山原ダムまでは細かい雨が降
ったり止んだりしてきましたが、ここまできたら
どうしようもないので一気に掛け抜けて行くこと
にします。
途中、天狗岩あたりで雨宿りするも、あまり印象
に残らずです。
   
山原ダムに到着、こちらも電源開発のダムで、
石徹白ダム、鷺ダムと合わせて九頭竜ダムと
結んでいます。この辺りから雨も止み、ちょっと
一安心してきたころかな。
   
石徹白川を振り返ると、山のほうには雨を蓄え
た雲が広がっていました。あの中を走ってきた
のだから仕方が無いです。朝日橋が近づいて
来た頃には日差しも差し込んできました。
   
さて休憩がてら道の駅に立ち寄るのと、越美線の終点を見に行くこととします。
   
   
道の駅には恐竜街道の文字が! 奥には恐竜
の親子?が二体並んでいて、時間になると大き
な声でうなっていましたよ。夜聞くとビックリする
かもですね。
【時刻10:30、標高435m】
道の駅の裏手には越美線の線路があります。
ここが線路の終点です。かつての構想ではここ
から白鳥の北濃駅までを結ぶようでしたが実現
していません。
   
兆度、越美線の車両が入ってきました。
長良川鉄道と同じくディーゼル車両の一両編成
です。元々長良川鉄道と結ぶつもりでしたので
同じ規格の車両なのでしょう。
   
しばし道の駅で休憩した後、鷺ダム、九頭竜ダムを目指して走っていきます。青空も広がり出して
きて、ようやく自転車日和の天候になってきました。
   
   
国道158号を白鳥まで走るのですが、ここも車
でも走ったことの無いまったく初めての道なので
どんな景色が待っているのか楽しみです。
ぐるっとカーブを曲がって標高を上げて行くと、
鷺ダムが見えてきました。途中、ショートカットす
る道があるのですが、関係者以外は通行禁止
なので交通量の多い道を走らざるを得ません。
鷺ダムの周りも山々の連続です。
【時刻10:52、標高467m】
   
国道158号は路側帯があまりないので自転車は走りにくいです。そう言えばここまで自転車乗り
にはまったく会いませんでしたが、この道なら会うかな?
九頭竜ダムの近くに来たところで横道に抜けようとしたのですが、ここも関係者以外は通行禁止
とつれない案内板が・・・。仕方がないので国道を走り長野ダム隧道を抜けて九頭竜ダムに到着、
トンネル内では前後のライトを点灯して走ります。
   
九頭竜ダムに到着! 観光地でもあるので人が
多いですが、それでもひっそりとした所です。
【時刻11:10、標高577m】
   
ここ九頭竜ダムも電源開発のダムで、九頭竜川
で一番大きなダムです。ダム湖もえんえんと続
いています。そろそろ出発しますか!
長平隧道の横道を通り、影路トンネルの手前から昔の道に入り込みます。車が通らなくなってか
らどのくらいが経つのでしょう。道は荒れ始めていましたがまだまだ大丈夫!
でも一部崩落個所があるので軽自動車なら通れると思いますが、大きいのは無理かな!?
   
   
突然見えてきた影路隧道、橋の向こうにぽっか
りと口をあけていました。トンネルの入口両側か
らは土砂が崩れ落ちてきており、ちょっと不気味
さも感じます。【時刻11:30、標高592m】
1965年11月竣工、延長69mのトンネルでし
た。
   
この後は国道158号を走りますが、思ったより
交通量が少なく、大型もあまり通らなかったので
助かりました。
野尻隧道、箱ヶ瀬隧道を抜けてドライブインを
越すとオレンジの橋が見えてきます。箱ヶ瀬橋
です。いつか実現するであろう瀬戸大橋の試作
橋として作られた橋だそうです。この橋が昭和
43年に作られているのですから、瀬戸大橋は
こんな昔からの夢だったのですね。
【時刻11:55、標高559m】
   
九頭竜湖を延々と眺めながら走る国道158号
は緩やかではありますが上り下りを繰り返しな
がら徐々に標高を上げていきます。
ひときわ大きな林谷橋の上から山のほうを眺め
ていると何だか吸い込まれそうな気がしました。
   
そろそろ油坂トンネルへの分岐が近くなってきました。まだ見ぬ油坂からの眺めを期待して
だらだらと続く上りを走っていきます。
   
   
ようやく分岐に到着です。
【時刻12:15、標高691m】
この先は自動車専用道なので、自転車や徒歩
は左に反れて油坂トンネルを越えていくこととな
ります。
とは言っても管理人は油坂トンネルを越えたい
ので何の気も無しに左に反れて行くのですけど
ね。それでも思いの他、車、オートバイが油坂
トンネル方面に抜けて行くのは何故に!?
   
比較的なだらかな坂を上って行くと、あっさりと
油坂トンネルが見えてきました。白鳥方面から
来ると大変そうですが、こちらからは楽に上れま
した。【時刻12:30、標高738m】
それにしても新しいトンネルです。1999年3月
に作り直したトンネルでした。
   
いつものようにトンネル出口での記念の一枚!
この上には油坂峠そしてもう少し南の方には
旧油坂峠がありますが今回はトンネルだけにし
ておきます。油坂峠への上り口も確認したので
またいつの日か!
   
   
油坂トンネルの白鳥側には小さなおじぞうさんが
おられました。
そして眼下に広がる景色が素晴らしい!
これは感動ものですよ。
20名くらいのハイカーさんが白鳥方面から上っ
てきました。一人の女性が話しかけてきてくださ
り、女性も自転車で30kmくらい走ったりすると
か、ちょっとしたご挨拶が嬉しかったです。
【時刻12:40】
   
   
少し下ると、まじかに油坂峠道路が見えてきま
した。ほとんど車が通っていませんが、こんなに
標高の高い道路も珍しいです。
う〜ん風が気持ち良い。
青い空、流れる雲が最高だぁ!
【時刻12:50、標高589m】
   
ここからは一気に下って白鳥の街並みへ! ループ式の道路に入るのはおっかないので、途中
から横道に反れて奥美濃大橋のたもとに降りて行きました。
   
奥美濃大橋の上流では鯉のぼりが泳いでいま
した。でも猛烈な風が吹き、ロープに絡まってし
まっているので、どう見ても泳いでいるようには
見えませんね。
【時刻13:05、標高368m】
   
いつもの長良川沿いの道を快走しようと思った
ものの、あまりの向かい風に押されて修行の様
な走りになってしまいました。しんどかった。
暑かったのでソフトクリームをいただきまーす!
【時刻13:40、標高441m】
   
後は車の中でしばし仮眠・・・、2時間くらい寝ちゃいました(笑)
今日は雨に降られて、ちょっと慌ててしまいましたが、これも良い思い出のツーリングになること
でしょう。久しぶりに思いっきり走れてちょっとすっきりしたような感じがします。
昨年から続いていたもやもやが吹っ切れたような・・・、そんな気が。。。