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下街道(善光寺街道) 今宿追分〜土岐
        

2007年5月27日 実走
自転車:Bianchi Minivelo9
   

下街道(善光寺街道)を走ってきました。下街道という呼び名は全国各地に存在するため
どこのことかが分かりにくいと思います。場所は岐阜県恵那市の中山道から名古屋城下に
抜ける道になります。詳しいことはあちこちのHPで紹介されているのでここでは割愛します。
今回は下街道(善光寺街道)のうち、恵那市の今宿追分から土岐までを走りました。
下街道(善光寺街道)は正規の街道ではないため、木曽街道の様な宿場制も無ければ一里
塚もありません。それでも庶民の街道として親しまれてきた道なので、管理人も往時を振り
返りながらその道のりを旅してきました。
    
 走行距離29km
 
GPS軌跡データはこちらへ
                                    (作成2007/06/01)
今日は行くぞ!そんな感じで出発したわけではないので、距離は短くして電車輪行を交えながら
走ってみようと思います。下街道(善光寺街道)の資料はぼちぼちと集めていたので、恵那から
土岐までの地図を持っていきました。
JR中央線の土岐駅にある駐車場(8時間以内は300円)に車を止めて、輪行袋を担いで電車に
乗り込みます。土岐駅から恵那駅まで電車に揺られながら、どうも気が進まないなと思う気持ちと
葛藤しながらも、無事に恵那駅に到着! 自転車を組み立てているとおじさんから声を掛けられ

お話しているうちに行くぞう! そんな気持ちが出てきたので助かりました。おじさんアリガトね!
それでは恵那市外の広重美術館前からスタート【時刻8:50 標高294m】まずは中山道を通り
西行塚 三丁目から田植えが始まりだした景色を眺めつつ、十三峠に入って行きます。
    
「是より西 十三峠」の新しい石碑、昨年は無か
ったような気がします。旅人気分を味わうと言う
事で、石畳や未舗装路の道は自転車押して
歩いていきます。
   
木々のトンネルを抜けて明るくなった所に、一里
塚が出迎えてくれます。槙ヶ根一里塚に到着!
半年振りに二度目の来訪なので、ちょっと感激
が薄いような。。。
【時刻9:22 標高382m】
   
記憶に残っている道を地図も見ることなく走っていくと、工場横から入り込む道に到着。
今回は間違えずに工場横から入って行きました。
   
   
槙ヶ根の今宿追分に到着。
【時刻9:30 標高387m】
この辺りロープで囲われて、青い旗には売り地
の文字が! もし中山道にまったく興味の無い
方が買われたらどうなってしまうのでしょう。
ちょっと心配になりつつも自分ではどうしようも
無いのだから。。。
   
真っ直ぐ進むのが中山道で昨年通りました。今回は左に折れて下街道(善光寺街道)を走って、
往時の庶民の街道を旅して行きます。
ではここからスタート!
左に折れてすぐ階段状になった道を自転車押しながら下って行くと、中山道とは違いちょっと
うっそうとした感じです。歩く人も少ないようなので、返って旅心をそそられるというものです。
   
竹林の中を通って行きます。実際はもう少し
薄暗い感じがしますよ。風が吹くと竹同士が当る
音が響き、都会に染まってしまった管理人にとっ
ては不思議な世界に入っていく感じがします。
    
更に道は細くなり草が生い茂ってくるので、この
先通れるのかと不安がよぎりますが、まずは進
むしかないでしょう! 追分から500mくらい歩
いたでしょうか、行く手が明るくなってきました。
   
   
ぱっと視界が開けて、山間に田んぼが広がって
います。田植えも終わり苗がひらひらとなびいて
おり、のどかで落ち着いた感じが、ほっとさせて
くれます。下街道(善光寺街道)も、ここまでの
区間だけが山道ですが、あとは車も通れる普通
の道になります。反対方向から来ると最後に
この道を通ることになるので、さぞやビックリする
かもしれませんね。
正規の街道ではないので、このような形で中山
道に合流しているのかもしれません。
写真の右から出てきて、左前方に向って道は
続いて行きます。
のどかな田んぼが広がる景色が流れる中を、常夜灯や竹折の石橦を見ながら旅人気分を味わ
いつつ走って行きます。武並駅を通り越してJR中央線を右に越えてしばらく行くと、上野のバス
停横に、可愛らしい道標がちょこんとあります。
   
丸く可愛らしい道標。「左なごや、右???」、
読めなかった!【時刻10:09 標高281m】
道なりにゆるく左に反れて行きながら、JR中央
線をくぐって右側に入って行きます。
   
個人宅の庭に石仏がちょこんと二体並んでいま
す。赤い綺麗な花が咲く中、おじぞうさんも嬉し
そうにしているような感じがします。
更にJR中央線をくぐり左側に入って行きます。
   
田んぼの真ん中に常夜灯があります。道はゆる
やかに曲がりながら街道らしさを感じさせてくれ
ます。
   
石仏が一ヶ所に集められた石碑群は工事の関
係で集められたものでしょうか。
   
   
街道につきものの蔵元がありました。
【時刻10:22 標高252m】
こちらは「いとう鶴酒造」のお宅です。家の隣に
は伊藤敏博画伯生誕地の案内板があります。
   
先ほどから殆ど車も通らないのどかな道を自転
車で走れる幸せを感じながら公民館横を通って
行くと・・・、あれ?行き過ぎました。途中から
右手に折れる道があるはずなのですが・・・。
   
   
少し戻って右に折れる道に入っていくと、常夜灯
と石仏が二体並んでいます。
【時刻10:33 標高256m】
常夜灯は文化十年の物ですが、今に残る当時
の遺産ですから大切に残して行ってほしいで
す。そろそろ日影に入ると涼しさを感じるように
なってきました。
   
下街道(善光寺街道)から少し外れてはいます
が、綺麗な川に木製の橋が架かっていました。
   
川風が気持ち良いこの場所、のんびりと休憩す
るには良いところです。
   
   
下街道(善光寺街道)に戻り、あちこちにある
常夜灯を眺めながら走って行きます。
宿も無ければ一里塚も無いので、区切りがつけ
にくいようにも感じますが、往時はどこでも泊ま
ることが出来たという点では庶民の味方の街道
であったことでしょう。
   
釜戸駅の周辺に到着すると、以前通ったことがあるので見覚えのある街並みが安心感を感じさ
せてくれます。小さな焼きそば屋がありましたが、まだ時間が早いので今回はパス!
   
稲荷神社を過ぎると、岩村道の道標がありまし
た。何て書いてあるのか分からない。。。
   
こちらは小川酒造のお店です。二階の屋根の上
に更に小さな屋根がありました。
   
   
旅人気分ののんびり旅を味わって小休止、田ん
ぼのあぜ道に座ってお茶タイムをしていると、
中央線に電車が走ってきましたので、慌てて
シャッターを押します!
田んぼの中では小さなお玉じゃくしが日向ぼっこ
しています。元気に大きくなれよ!
   
見慣れた道を走っていくと、そろそろあれがある
はずでは!
道の分岐にある、あの道標! 昨年見つけた
中街道の道標です。下街道(善光寺街道)の他
に中街道なるものがあるようです。
【時刻11:20 標高203m】
   
「左 伊勢道」、「右 中街道」と二つの道標が
あります。左というのが下街道(善光寺街道)を
示すものでしょうから、右に続く中街道ってどん
な道なんだろう。。。
   
下街道(善光寺街道)も江戸時代の道と明治時代に入ってからの道は、あちこちで違うルートを
通っています。参考にさせていただいたHPでは両方が記載されているため、基本的には江戸時
代のルートを通るようにしていますが、道が無くなっていたりして通れない所に限り明治時代の
新道を通るようにしました。
道標からすぐ橋を渡って江戸時代の道に入っていくと、堤防沿いには黄色の花がゆらゆらと咲い
ていました。黄色って好きな色なのでついつい止まってしまいます。
   
あっちからこっちから眺めてみて、この場所が
良いかな! 場所が決まったら早速、今日の
一枚に相応しいであろうと思う角度を選んで
シャッターを押します。もう少しボケがでると良い
のだけどなぁ。
   
堤防沿いの道はほんとにのんびりとした雰囲気
があり、ゆったりした気分で楽しめますよ。
下街道(善光寺街道)の散策をしているという
よりもただ単にサイクリングを楽しんでいる!
そんな雰囲気を味わえる道でした。
   
この先、稲荷辺りから、江戸時代の道と明治時代の道は大きく方向が異なります。どうせだから
両方走ってみようと思い、まずは明治時代の道に入って行くと、田植え真っ盛りの中を通って行き
ます。さて、もうすぐ交差地点!
   
江戸時代の道と明治時代の道が交差する所に
は常夜灯が立っています。ここから江戸時代の
道に入ってみようと思い中央道の辺りを眺めて
みるものの・・・、どこにも道らしきものがありま
せん。さてどうするか?
【時刻11:49 標高205m】
   
そこはすっきりと諦めましょう(笑)
先に進むことにして日市場の常夜灯と奥に見え
る松、そして街道の少しうねった道が良い感じ
です。
瑞浪駅の裏手にあるコンビニでお昼休憩を取って、ジャンボチョコモナカを食べて甘味を取って
おきます。なんせ甘い物好きなので・・・。
しばらくは交通量の多い道をさっさと走って、国道19号を超えて地下道を上がっていくと、道標が
あるはず!!!
   
   
最初はあれれ?どこにあるのかと思いあちこち
うろつくものの見つからず。仕方が無いので
もう一度戻ってみようと地下道に向い走り出し
たらありました!
山野内追分道標の再建の碑です。
【時刻12:50 標高153m】
大正13年に再建された物でしたが、それでも
大切に保管されているのが嬉しいです。
この先も江戸時代の道がよく分からなかったの
で、明治時代の道を走って肥田町浅野に入り
道に迷いながらも地図と睨めっこしながら散策
していきます。これもまた楽しいものです。
土岐津町高山に入ったところで高山公園で一休
みしましょ! 日差しも暑くなってきたので、木の
影の椅子に座って一休み。
【時刻13:32 標高148m】
   
池には「かえるの唄」なるモニュメントが!
池の中にはトノサマカエルもいましたよ。ほんと
にカエルの唄が聞こえてきそうです。
   
高山公園の前には石碑群が並んでいます。
何でここに並んでいるのでしょう?
   
道は右に反れていき、街道らしい曲がりくねった
道を楽しみながら、のんびりと進んで行きます。
   
   
県道421号を超えてすぐに「馬除場跡」の石碑
が立っています。最初この石がそうだとは気が
付かなくてきょろきょろしていたのですが、もしや
と思いのぞきこんでみたら当りでした。
目の前にあったのに気がつかないなんて!
【時刻13:51 標高144m】
   
今日はここでお終い!
残りはまた近いうちに。。。
車を止めた土岐駅まで戻り駐車場で後片付けしたら、恒例の昼寝です(笑)
最近、サイクリングの後は昼寝が付き物になってきたようです。。。