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遠山郷 秋葉街道の小川路峠を歩く(その1)
        

2007年11月24日 実走
自転車:今回は徒歩
   

2002年に初めて遠山郷の遠山川に釣りに行き楽しんだ。その時、遠山郷に抜ける道を探し
ていると気になる登山ルートの峠越えの道を見付けた、それが小川路峠!
その頃は峠を自転車で走るなどという事は考えもしていなかったが、自転車を復活して峠超
えに楽しみを覚えるようになると、思い出されるのは小川路峠である。
そして昨年、遠山郷に遊びに行った折、旧南信濃村にあるアンバマイ館にて秋葉街道のイラ
ストマップを入手した。これがあれば行けるだろう。そして今年、紅葉の時期を狙い10、11日
を予定していたが雨で断念。諦めかけていたが、3連休の中日、24日に行くことを決意した。
どういう道なのかも分からないため無理は禁物と思い、今回は徒歩による峠超えとした。
そして、晴天の小川路峠を超える事ができ、万感の思いである。
私にとって思い入れのある遠山郷、また一つ記憶に残る旅ができた。
    
 走行距離 14.3km
 
GPS軌跡データはこちらへ
                                    (作成2007/12/02)
小川路峠、かつては武田信玄が通り、近代に入ってからは教職者らが峠を超えて遠山郷の地を
目指すがあまりの道の大変さに辞職する者がでるほどで別名:辞職峠とも呼ばれたらしい。
この飯田市上久堅〜旧上村上町へのルートは平成8年に地元の有志の方々のご努力で道が
整備され遊歩道が確保された。その後、いろいろなイベント等による峠までの散策が行われて
道は今でも整備されているようだ。当初は来年にしようかとも思ったが、行けるうちに行かないと
という気持ちもあり、3連休、晴天の中日を選んでついに歩くことを決めた。
   
車で飯田市上久堅へと国道256号を走る、すでに日はのぼり周りは明るくなってきたが寒い。
越久保の集落にはなまこ壁の蔵がありここが秋葉街道であったことを思わせる。最後の民家を
越すといよいよ山道に入っていくと観音清水と奥の方に水車が回っていた。国道256号はまだ
2kmほど奥まで続いているが旧街道を歩くことを目的としているのでここに車を止めて、歩く準備
に入る。イラストマップでは休憩無しで普通に歩いたら3時間20分とのこと、目安として行こう。
     
   
観音清水からは冷たい水が流れている。奥には
小川の水を使い水車が回っているが、水車が
弾き飛ばす水飛沫が一面凍っている。
観音清水の水をペットボトルに汲んであとの楽
しみしよう。
リュックサック良し、ラジオ、ミュージックプレー
ヤー(以下、MPと記す)、熊鈴も良し、GPS良し
万歩計良し、お昼の食事も良し、さて出発だ!
【時刻7:20 、標高976m】
   
すぐに一番観音がある。一番観音は立派な社
に納められている。
   
国道256号と分かれてここから旧街道へと入っ
て行く、杉並木の山道だ。
   
   
杉の木が密集しているため辺りは薄暗い。
熊鈴の音をカランコロンと鳴らしながら歩くが
少々寂しいのでラジオを付けてみるが雑音が
多く入りが悪いようだ。MPを外部スピーカを
付けて鳴らしてみると割と良い雰囲気だった。
今回は10〜20年位前のCDから録音した物を
持ってきた。
薄暗いが道ははっきりしているので、観音様を
探しながら歩きつづける。
   
二番観音、道中、すべての観音様に手を合わ
せながら歩くこととする。
【時刻7:31 、標高1013m】
   
三番観音、周りが少し明るくなってきた。
苔が良い感じで生えている。
   
   
くねくねと小さく道が回っている。
四番観音、歩きに少し余裕が出てきたようだ。
この辺りから尾根にでたので、歩きやすい道
である。
【時刻7:42 、標高1137m】
   
視界が開けて右手に休憩所がある。左手に
五番観音、観音様の後方に回ってみる。
【時刻7:45 、標高1153m】
       
あの雪をかぶっている山は何と言う名前だろう
か? さてと張り切って先に進む!
   
国道256号から続く道へと合流した。車が通れ
る広さがあるが、未舗装路だ。
   
合流地点に六番観音、観音様と円筒形の道標
がある。【時刻7:51 、標高1172m】
   
   
車も通れる道なので歩きやすい。朝日が差し込
んできて前が眩しく感じる。
広くなった所にアンテナが立っていた。この付近
は広場になっているので車も10台くらいは止め
れるだろうか。
アンテナに気を取られて気が付かなかったが、
左手に七番観音の案内柱があるものの肝心の
観音様が見当らなかった。
【時刻7:56 、標高1195m】
   
観音様の間の距離は短い所もあれば長い所もある、100m間隔から400m間隔くらいあるよう
に思う。何かのきまりがあるのかは分からないが、観音様を通るたびに勇気つけられるような
気持ちになる。
   
八番観音の案内柱が見えたが肝心の観音様は
いずこに!?
【時刻8:03 、標高1204m】
   
上のほうを見上げたら観音様を発見!
安政四年の碑もある。
   
   
視界が広がり、見えるのは山ばかり。
起伏に富んだ山の景色は見ごたえがあり綺麗
だ。紅葉は終わりだろうが少し色着いているよ
うに見える。
  
まだまだ車も通れそうだ。自転車でもまだまだ
走れそうである。水飲み場が見えてきた。
   
コンコンと流れ出る水が冷たい。昔は貴重な
水場だったのであろう。最後の水場である。
   
この先に九番観音があるはずなのだが・・・、見当らない? イラストマップにはしっかりと書いて
あるのに・・・。観音様も案内柱も見当らないのだ。
   
しばらく進むと壁の上に十番観音を発見!
【時刻8:16 、標高1190m】
あれ?イラストマップには十番観音の記載が無
いのだがどういうことだろうか?
九番と十番が逆だったのかな!?
   
歩きやすい道が続く、自転車なら快適な走りが
出来そうだが、観音様探しは歩くことで見えてく
るのかもしれないと思う。
たまにはゆっくりと歩こう。。。
   
十一番観音、そろそろ暖かさを感じるくらいに
なってきた。【時刻8:23 、標高1178m】
   
十二番観音、首から上が欠けてしまっている。
【時刻8:27 、標高1187m】
   
野池への分岐道が見えてきた。この辺り紅葉
時期には綺麗なトンネルが見えただろうに。
   
金毘羅様と道標、金毘羅様の案内板は今年
地元の小学生が立ててくれたらしい。
ありがたいことだ。
   
   
十三番観音、木々の間に観音様がおられる。
【時刻8:31 、標高1216m】
さてここまではジムニーくらいの車なら入って
来れそうな道幅が続いていたが、この先いよ
いよ獣道のようになってくる。
   
崩落地点、ロープで仕切られているが出来るだ
け山側を歩く。「キケン」の文字が最初「キリン」
に見えて一人大笑いした。
   
落ち葉が堆積して地面がまったく見えないほど
である。
   
十四番観音の案内柱はあるものの観音様は
見つからず。
【時刻8:38 、標高1211m】
   
十五番観音、少しばかり下り道なので歩きや
すい。たまにはこういう道があると助かる。
【時刻8:41 、標高1216m】
   
観音様ではなくて石塔がある。
【時刻8:44 、標高1209m】
33個の観音様の他にも馬頭、薬師如来、牛頭
などの石仏がいろいろとある。
   
十六番観音、そろそろ休憩場所が近い。
【時刻8:49 、標高1206m】
   
汗馬沢に到着、昔五軒の茶屋があった所だ。
ここでしばし休憩、昔の石摘みの跡が残って
いる。
   
左手に視界が開ける。下の方に矢筈ダムが見
える。車で行く時はあそこを通るのだな。
   
道の真ん中になにやら・・・、近くに行くと石仏
だった。一瞬ビックリした。
   
馬頭観音、高さ40cmくらいだろうか。
   
三十三観音の中間まで来た。これからの道のりの方が険しくなるだろう。しっかりと踏みしめなが
ら歩いていく。
続きは次ページへ!
      

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