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ひとり自転車の中山道 三条大橋〜鳥居本宿
(前編)
        

2008年10月12日 実走
自転車:KHS
   

ひとり自転車の中山道、西も東もかなり遠くに行かなければいけなくなり、なかなか続きが
進みませんでした。三連休を使い西を目指す旅を計画していたものの、相変わらずの運の
悪さで一日しか出かけることが出来なくなりましたが、行かなければ先に進まないと思い
行けるところまで行ってみようという思いで出かけてきました。
終わってみれば京都 三条大橋から鳥居本宿までの道のりを突っ走り、ついに京都三条
大橋から洗馬宿までを自転車で旅することが出来ました。
さすがに今回は総距離87kmを走り、途中からへこたれてきて気分も下降線。。。
それでも鳥居本宿にたどり着いたときは「ヤッター!」という何とも言えない感動が込み上げ
てきてホッと一安心した、浮き沈みの激しい一日になりました。
    
 走行距離87km (GPSデータ)
 
GPS軌跡データはこちらへ
                                    (作成2008/10/23)
輪行の旅なら東海道本線を使ってのんびりと行くのも良いものですが、またずっと立っていないと
いけないかもしれないと思うとうんざりなので、奮発して始発の「こだま」名古屋発に飛び乗りまし
た。とにかく楽ちん、最後尾の席に余裕で座れたし、自転車を置くのも余裕だしということ無し!
これならフルサイズの自転車持って行けば良かった、ちと残念。
   
   
無事に京都駅に到着したものの、どっちに出れ
ばよいのか分からず、駅員さんに聞きながら
京都タワーが見えるところに到着です。
京都と言えば6年くらい前にオフ会に行ったのが
最後かな、あの時は面白かったなぁ。
などと遠くを見ながら思いにふけっている場合で
はない。まずは京都御所に行ってみよう!
   
7時を過ぎた京都の朝は、歩いている人もまばらなので駅前を過ぎればゆったり走れるものの
県道沿いは走りにくいな〜。道を一本中に入ってみるとアーケードの商店街があるのでそちらに
入ってみることに。まだ開店前の商店街なので人もほとんど歩いていないけど、日中になれば
賑わう事でしょう。
商店街を抜けてしばらく進むと木々に囲まれた京都御所が見えてきた、ちょっと辺りをぐるっと
周ってみることにして反対側まで行き横断歩道を渡ったら歩道の段差でこけそうになった。。。
   
入口があったのでここから入って行きます。
砂利が敷き詰めてあるので押して歩いていたの
ですが、とてつもなく広い御所の中、いつになっ
たらたどり着くのか?
   
えんえんと歩いて行くと、ここが御所の入口なの
でしょうか? 快晴の青空が広がる中で気持ち
の良い一枚を撮って、そろそろ中山道の旅を
スタートすることにしよう!
   
京都御所を出たらちょいと方向感覚を失ってあれれと思っていると鴨川に出てしまった。
このまま下って行けば三条大橋に出るのだから河川敷の遊歩道を走って行くことにします。
河川敷に降りる時に、あれっ、ペットボトルが無い! もしかしたら京都御所に向う途中の横断
歩道でこけそうになったとき、吹っ飛んでしまったのかもしれない。。。
お気に入りのウェットスーツ素材で作ったペットボトルカバーを無くしてしまったのが悲しい。
ということで、ここから下の写真にはペットボトルは写っていないのです。
   
   
無事に京都三条大橋に到着し人通りの少なく
なるのを待ってなんとか写真が撮れた状態。
けっこうな人出なので反対側には行かずここか
ら出発することにします、ではでは旅立ち〜!
三条大橋から草津宿までは東海道と中山道は
同じ道なのでしばらくは東海道の案内板ばかり
が目に付きます。
県道143号は交通量も多いし歩行者も増えて
きたので走りにいくい。都会の中の旧街道は
あまり好きじゃありません。
蹴上の交差点でランドナー乗りを見掛けました
が颯爽と走り去ってしまった。
   
蹴上の交差点を渡ったところに捻れたマンボを
発見! けっこう歩行者が多く、それも女の子
ばかりが通り過ぎていくので写真が撮りにくい。
人通りが少なくなった所でパチリ!
トンネルの中に写る人影が良い感じでした。
   
そのまま坂をぐい〜っと下り交差点が見えたら
右手の細い道に入り込んで行くのが中山道!
   
細い道は旧道らしい雰囲気がありますが交通量
が多いため気を付けないと。それにけっこうな
上り坂だぁ!
   
この辺りが最高点かな、右手に道標がありまし
た。ここから一気に下って行くのですが、何かが
ありそうなのでゆっくり下って行きますが何も無
かった、残念。。。
   
大きな道標がありました、五条分れの道標は
宝永四年の文字があります。右は三条通り、
今来た道の事です。山科駅前の通りにも、他に
一つ道標があり、車石も置いてありました。
   
山科駅を抜けて静かな通りに入ると山科廻地蔵
があります。六角堂の建物に唐式風の屋根を
持った建物の雰囲気が良いな〜
この先の道中の安全をお祈りしました。
   
国道1号を越えてこれまた坂道を上って行くと
奈良街道との追分に合流します。それにしても
上り坂の多い事、けっこうしんどいなぁ。
   
みきは京みちと彫られた道標を眺めていたら
自転車乗りの男女が奈良街道から走り去って
行きました。
   
名神高速高架下を抜けて歩道を走って行くとかなり前方に先ほどの自転車乗りさんの姿が見え
ますが、上り坂なのでなかなか追いつけず。途中石碑があるので写真を撮りつつもそのうち姿が
近づいてきました。女性の背中を押す男性がカッコよく見えるよ、いいな〜。
歩道橋を渡り関蝉丸神社付近でちょっと休憩、さすがにしんどい!
   
神社の片隅に水準点がありました。街道沿いを
走ると時々見掛けますが、いつか水準点マニア
になる時が来るかも!?
坂を下ると大津の街並みが見えてきました。
   
交通量も多くて走りにくい、本陣跡の碑が見えた
あわてて戻って、本日最初の大津宿到着です。
日差しが写り込んでレンズのゴミで乱反射して
しまいました。
   
大津の街中を走るサックス色のカッコ良い路面
電車が通り抜けていきました。
   
滋賀県庁を超えた辺りでしょうか、道路を通行
止めにして山車が出てお祭りの真っ最中のとこ
とに兆度出くわしてラッキー!
   
   
枡形になった道を抜けると石坐神社に到着、
このあたり数軒の古い家が並び旧街道沿いを
感じる道が続きます。
亀屋廣房が見えたら左に右へと曲がり瓦ヶ浜駅
を通り抜けて連続する枡形を抜けていくと近くに
琵琶湖が見えるのでちょっと立ち寄ってみましょ
うか。
   
   
御殿浜に出てみると近江大橋が見えて、とって
も気持ちの良い景色が広がっていました。
琵琶湖一周する人達はこんな気持ちの良い道
を走るのかなと思いながらも、管理人にはとて
も無理な話だなぁ。二泊くらいすれば走れるだ
ろうか!?などと思ったりもして。。。
   
中山道に戻り奇麗なNEC工場を横目で見つつ
カーブをぐるっと回り鳥居川交差点を左に曲が
ると瀬田川の流れを越えて行きます。
しじみ最中やたにし飴の楽しいお店を見つつ大きな狸の置物の前の道を渡り旧街道らしい道に
入って行きます。
   
坂道を上りきった交差点の向こうに一里塚跡の
碑が見えてきました。
   
大きな一里塚跡の碑がとても立派、行き交う人
も多いのでささっと写真を撮ったら出発!
   
中山道を走っていると言ってもここは東海道と
中山道は同じ道なので、東海道の碑が多い!
目の前の自販機で水分補給しましょ。
   
リュックを担いで歩いている男性二人と遭遇、
さっきから歩いている人の多いこと。
季節的にも気持ちが良いし散策日和だねぇ。
浄財弁財天の周りは工事中でした。
   

   
すぐに野路萩の玉川があり、水がこんこんと湧
き出していて、なんて涼しげなんでしょう。
   
信号を渡り小さな公園に入ってみると野路一里
塚跡の碑がありました。
   
そのままずず〜っと進んで行くといよいよ草津の宿に入って行きます。ここは東海道と中山道の
追分、賑わった事でしょう。
   
草津宿の入口に広重の浮世絵がありました。
本四商店街アーケードを抜けて行くといよいよ
宿場の中心に入って行きます。
   
道の右手に脇本陣、左手に本陣が残っていま
す。その先には幾度か写真で見た追分が見え
てきました。
   
  
右に曲がるのが東海道、トンネルをくぐるのが
中山道、旅人はここで分かれ、そしてここで出会
い、新たな人生を生きていったのでしょう。
そんな難しいものじゃないですね。。。
   
右 東海道、左 中山道
随分と高い位置に道標があると思ったら、当時
はこの高さが道だったのでしょう。今はトンネル
になっているから掘り下げられているのですね。
   
道標の向いに高札場があります。小さな高札場
ですが雰囲気はばっちり。
   
アーケード夢大路は人もまばらで寂しい感じ。
商店街を抜けて中村畳屋を左折したら・・・
   
なんだこりゃ、びっくり仰天!背の低いマンボ
があるはずだったのに今時のトンネルになって
しまっていた。ガックリなのだ。。。
   
気を取り直して走って行くと、今宿の一里塚に
到着、江戸から126番目の一里塚です。
滋賀県内で唯一、南塚のみが残り榎が大きく
育っています。
   
守山宿に入り、仁王の東門院に吊り下げられて
いる大きな提灯が立派だぁ!仁王様も迫力満
点ですごい。
   
錦織寺道追分にて、右に曲がって行くのが中山
道です。
   
右 中山道 美濃路の文字があり、嬉しい気分
になってしまいます。
   
ここまですでに30km近くを走っているのだけど、行けるのか!? そんな心配がふつふつと
漂ってきたが、まだ時間は十分、それ行くぞう!
   
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