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寒狭川の渓流と段戸の山々を訪ねて(前編)
        

2009年2月15日 実走
自転車:パスハン
   

設楽ダムの建設がいよいよ目に見えてきたニュースを見て、寒狭川の大名倉や段戸に
残る里山の景色と原生林、川の流れを見たいなと思い行って来ました。
渓流釣りを本格的に始めたころは寒狭川によく来ましたが、最近は岐阜方面ばかりなので
久しぶりの寒狭川の流れを楽しみつつ、大名倉、段戸の本谷、裏谷や弁天谷を楽しんで
きました。戻りの道中、昔少しだけ入ったことのある道へと進むと、何やら雰囲気が鉄道の
跡のような感じ、だだっぴろい広場で写真を撮っていた男性に声を掛けてお話を聞いたところ
ここはかつての豊橋鉄道田口線跡とのこと。この男性の方「青春のアルバム 豊橋鉄道
田口線」の本を自費出版されている著者のご本人で貴重なお話を聞くことができ、とても
素晴らしい出会いがありました。
    
 走行距離44km (GPSデータ)
 
GPS軌跡データはこちらへ
                                    (作成2009/02/22)
久しぶりにこんなに早起きして高速道路に飛び乗ったのだろうか、豊川ICを降りて新城まで来た
ところで寒狭川沿いの道へと入って行くと、けっこう交通量が多く車が飛ばす飛ばす!
途中でその理由が分かりました、なんと今日は寒狭川の解禁日だったのです。こんなことなら
釣り竿を持ってこればよかったな。
   
   
設楽町役場に着いたのは8時少し前、日差しが
差し込み昨日の暖かさをそのまま保っているよ
うな感じで暑いくらいです。
この場所は事前に役場に連絡して駐車のお願
いをしてありますよ。
いつも忘れ物が多いので今日は念入りにチェッ
クしてからいよいよスタート!
設楽町役場から県道33号を走って寒狭川沿い
まで行きますが、予想だにしなかった急坂を
下っていきます。
   
かなり急坂を下ってきたようで200mくらい標高
が下がりました。帰りもこの道を上るのかと思う
と一気にテンションが下がってきた!!!
   
そして戻ってくる町道の方向を見たら、何と通行
止めの看板が!それも規制期間・規制時間だし
どうする!? よく見たら右下に手書きで日曜日
を除くと書いてあります。このマジック文字を信
じて出発しましょう!
   
松戸橋辺りでは渓流釣りの人がいっぱい!
寒そうだなと思いつつも一振りぐらいしてみたい
気分です。
   
この辺りは天竜奥三河国定公園内ですね〜、
野鳥の声が聞こえてきます。バードウォッチング
にも良いかも、でも管理人は名前も知らないの
で楽しみが半減かな!?
   
付近の地図を見てこれから寒狭川沿いを上り
本谷、裏谷方面へ向かいます。左上にマジック
で「ダム反対」の文字が・・・、これって鉄ぶらで
放送された時にもありました。ってことはここに
鉄ちゃんと水野えりさんが来たってことだね。
   
松戸橋の向こう側にも道がありますがあちら側
は東海自然歩道なので自転車で行くのは止め
ておきましょう。県道33号を走って大名倉へと
進みます。
   
早速、大名倉隧道がお出迎え、2000年頃に
釣りで来た時はこの辺りまできたのかな!?
   
隧道のネームプレートが良いですね〜
雰囲気たっぷりです。
   
中は、おおーすごい素掘りじゃありませんか!
色が違うのは何か塗ってあるからなのでしょう
か? 照明があるので割と怖くないかも!?
振り返ってみると右側に道が、トンネルが出来
る前の道なのかは定かではありません。
寒狭川の川のせせらぎが気持ち良い。
  
   
集落に入ってきました。標高450m地点の赤い
看板が刺激的! 設楽ダム建設に関係する
看板のようです。ダムが出来たらこの辺りは
水没するのでしょう、今のうちにこの景色を見て
おかないと。
小さな集落には立派な石垣、家がありますが
どうなるのでしょう。
   
清流公園には鉄製の吊り橋が架かり足元は
メッシュ鋼板なので下が丸見え、かなりぎょっと
してしまった。。。
   
山間から水が出てきていますが、この水を汲み
に来る人があるのでしょう。でもコンクリの壁向
こうから伸びているビニール管が気になる。
   
県道33号は川沿いの道から外れて山間の道
へと入って行きます。自然の木が多いのでしょう
枝だけが残る冬の山って感じになってきました。
自然が好きと言っても、木の名前、鳥の名前、
花の名前などまるで知らないから、ほんとに
自然が好きなのか、どうかな?
ここから胡麻沢林道が分岐していました。
   
徐々に標高が上がって行きますが、強烈な坂で
はないので意外と走りやすい道です。とは言え
普通の人から見ればすごいことしているのでしょ
うね。昨日・今日と暖かな日ですが、猿も見なけ
りゃイノシシもいない、ましてや熊は冬眠中だし
蜂もいない、冬は山サイにうってつけ!
   
山の中〜っという感じになってきました。時たま
車が通りますが、携帯の電波もラジオも入らず
完全に管理人だけの世界!
   
木の枝から芽が膨らんできていました。暖かさ
に誘われて木々も少しずつ開花の準備をしてい
るようです。
   
段戸の本谷を抜けて標高は800〜900mを超
えてきました。
今日はどのくらいまで上るのかな!?
   
途中で1000mを超えました。バイクの兄さんと
すれ違いざまに手で挨拶、同じ二輪だからこそ
の交流でしょうか。車だと出来ないから。
   
真新しい道に杉の植林が進んでいる山に着い
たらだだっぴろい場所に到着です。
ちょっとおやつ休憩して静かな山と木々の音を
楽しんでいました。
   
段戸の裏谷へ着いたら、東海自然歩道と合流
しました。あの松戸橋からずっとここまでどんな
道が続いているのでしょうか。歩道を振り返ると
かなりの冒険心が必要な道のよう、一人だと
おっかなそうな感じかな。
   
ここにも天竜奥三河国定公園の案内板があり
ます。近くに段戸湖があるので寄って来ました。
   
段戸の国有林裏谷原生林の案内板に描かれた
広大な山々たち。この辺りはブナやモミの自然
林が育ち自然公園になっています。
   
管理釣り場となっている段戸湖に釣り人は無し
でも駐車場には数台の車が止まっています。
自然歩道などの散策の方でしょうか。
   
白い文字で東経、北緯、標高などが書かれてい
ますが、透明のアクリル板に書かれているため
不思議な感じがしました。
   
   
裏谷の公園で少しばかり遊んだら、今度は県道
365号で栗島川を下って行きます。通行規制が
無いので安心して走れるから助かります。
栗島川の小さな流れが徐々に広くなっていくと
共に、大石からはじける水飛沫が気持ち良さそ
うな流れを演出してくれる、渓流の自然も素晴ら
しい!
   
ふいに小さな社が見えたので寄ってみると段戸
弁財天でした。ちょっと休憩させてもらい川の流
を眺めながらほっと一息、紅茶タイム!
   
小さな渓流ですが、けっこう荒々しい雰囲気が
ありますよ。ここは弁天谷と言われるくらいです
から渓谷美が美しい。右下には怪しげな洞穴が
開いている。。。
   
川だけじゃなく、山側だって不思議な感じがしま
す。ここには山肌に岩がごろごろとしているけど
自然のものなのか、はたまた人工的か!?
   
いろんな石仏から段戸路の道標、水神様が集
まったとこに到着、この辺りから川幅が広がり
渓谷から里川といった感じになってきて、釣り人
もちらほらと見かけます。
   
ずっと下り道が続く山道は、この時期空気が冷
たいはずだけど、今日は暖かで気持ち良い!
   
三都橋に着いたら木造校舎があり良い雰囲気
でしたよ。河原には人工的ですが広場が広がり
紅茶タイムには良いところです。
   
さぁ〜っと下って行くと赤沢弁天の霊水がありま
す。弁天様が見守る霊験あらたかな湧水なので
沢山の方々が訪れていましたよ。ここはお隣の
お店、玄関の中にた可愛らしい柴ちゃんが愛嬌
をふりまいていました。
   
国道420号に入り田峯へと向かう途中に、田峯
城跡へと上る階段がありました。でも今日は案
内板を読んだだけにしておきます。釣り人の車
でしょうか道端にいっぱい止まっているので
自転車は走りにくい。
   
   
川沿いの歩道へと入っていったら、川岸がとて
も気持ち良さそうなため、ここでお昼にします。
おにぎりとお茶でひと時の憩いの時間を楽しみ
ます。少し離れたところにいたルアー釣りの人
が石を超えようとして滑ったらしく、ドボンとやっ
ちゃっていました。管理人にも覚えがあるので
そっと見ぬふりです。
   
この後、小さなトンネルを通り田峯の交差点からまたまた寒狭川を上っていきます。しばらく川沿
いを走って釣り人を眺めつつ、国道を反れて呼間から旧道へと入っていくと更に釣り人が増えて
きました。清崎の交差点に辿り着いたところで自販機で水分補給し、今度は田口へと戻りのルー
トへと入って行きます。
   
   
ここから先の道は渓流釣り時代に少しだけ入ったことがありますが、最後まで行ったことはありま
せん。ましてやその昔、そんな道だったとは知らず・・・、後編はもしやもしやの連続でどきどきと
した気分です。
さて続きは次ページへ。。。
   

             
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