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五条川の源流を目指して (後編)
        

2009年3月21日 実走
自転車:ミニベロ
   

先週に引き続き、五条川の上流域へと再アタックしてきました。今回は自転車はほとんど
乗れないと思われるので、歩きの行程となりました。
五条川は名前を変えて神明洞川となり、次第に山間部へと入って行きます。砂防ダムを
超えるのにビビッていましたが、超えてしまえば、そこは別世界が広がっていました。
ここからは「そこに道があるから」ではなく、「そこみち探検隊」の領域に入って行くのでした。
小川路峠を越えたときにも感じた不安、ですが今回はどこまで行けるのか分からないという
不安と危険を背負いながらの行程です。
    
 走行距離5km (GPSデータ) 徒歩の行程は分かりません
 
GPS軌跡データはこちらへ
                                    (作成2009/03/22)
先週、多治見市北小木町の八曽の里キャンプ場で行き止まりとなったため、今回は北小木町ま
で行きキャンプ場の入口からスタートします。
   
北小木町の集落が見えてきたところにある神社
からスタート! 古い享保の文字の石標があり
ました。
   
まずは道中の安全をお祈りしてお参りしてきま
した。神社の横から八曽山へと上る登山道が
あります、いつか上ってみようかな。
   
   
五条川から分かれた北小木川へと来てみたら
小さな里川らしい雰囲気が広がっています。
川にはどんな生き物があるのでしょうか?
   
まずは、八曽の里キャンプ場へと行くこととします。北小木の集落を抜けて五条川を下っていくと
柵で閉鎖されたキャンプ場に到着です。シーズンオフということもあり入口は締め切られていまし
た。私有地ですから連絡もせず通り抜けなくて正解でした。
さて今回はここからスタートします。
   
北小木の集落に戻ると社があり、的場弘法大師
がここで句を読んだのでしょう。
   
今日は自転車の写真は少ないだろうなと思い
あちこちでミニベロを入れて撮ってきました。
   
北小木の集落には山里らしい雰囲気のある家
が多く立ち並んでいます。
   
集落を抜けた所に梅の花が咲いていました。
綺麗だな〜、良い香り。
   
集落の中を抜けた時に橋に書かれた川の名前を見ると「神明洞川」と書かれているので、近くで
川の水で洗車されていた男性に声を掛けて聞いてみると、やはり五条川は北小木川と分岐した
後に神明洞川と名前を変えるそうです。
   
川幅が狭くなってきましたが、すぐに開けた場所
になり小さな畑・田んぼが広がっています。
   
川の水は透き通り、タニシがたくさんいたし、
水生昆虫も羽化して舞っています。こういう時は
偏向レンズが欲しいなぁ。
   
暖かな日差しを受けて里山らしい景色が広がっ
ています。
   
畑のあぜ道には水苔がびっしりと生えて、気持
ちの良い手触りでした。
   
   
田んぼの先でアスファルトの道は無くなります。
田んぼの向こうに五条川が小さな流れになって
いますが、まだまだこの先、川は続くはず、地図
を見ると通れそうなので田んぼのあぜ道を通り
川沿いの道へと入って行くこととします。
   
腕に尺取虫がいました。伸びて縮んでの繰り返
しが面白いな。
   
縮ん時の姿もパチリ! そのまま服の上に乗せ
いましたがそのうちどこかに行ってしまった。
   
いよいよ山道へと入って行きますが、どこまで
自転車を持って行けるのか?
   
木が倒れている、その先には砂防ダムが行く手
をふさいでいます。
   
   
砂防ダム手前に自転車を置いてここからは歩き
の行程になります。
すでにガーミンGPSは一個受信するのが精一
杯の状態なので、試しに携帯GPSを使ってみま
した。今の位置がこの辺り。
ガーミンGPS軌跡ログもここまではあります。
   
   
砂防ダムを超えるのに一苦労して、何とか上流
側にたどり着きました。しばらくこんな感じの景
色が広がっています。
まだまだ行けるかな? 今回はトレッキングシュ
ーズとスパッツを着けて歩きますが、防水じゃな
いため川の中をざぶざぶとは歩けません。
まあ行ける所まで行ってみましょうか!
   
ちょっと変わったミズゴケでしょうか。ここまで来
ると生態系が一気に変わって来るのが分かりま
す。
   
この薄紫の花は何だ!? あちこちに咲いてい
ました。これはショウジョウバカマといいます。
   
あまりはっきりとはしませんが、見ていると道らし
い跡があるので特に苦労することも無く進めま
すが、あとは臆病風さえ吹かなければ行けそう
な感じかな。
   
木の根に苔がびっしりと生えています、水源が
近いので生物の宝庫って感じがします。動物や
昆虫はまだ出てきていないのでしょうか、見かけ
ません、でも野鳥の鳴き声は高らかです。
   
川沿いの踏み跡らしい道は右岸、左岸と交差し
ながら続いています。最初は分からなくてもじっ
と見ていると徐々に道らしいものが見えてくるの
が分かります。
   
水の流れが気持ちよさそう、まだまだ冷たい水
が手にひんやりとしますが、雪解け水じゃないの
で痛いほどじゃありませんけどね。
   
途中途中で立ち止まり、どうやって行くのが安全
かを考えながら進んで行きます。大岩の向こう
が見えないので、ちょっぴり不安を持ちながらも
それでもどんどん進んで行くのです。
   
小さな滝みたいなのがありました。ちょっと発見
したみたいで嬉しいな。昨日の雨で濁っている
かと思っていたのですがとても澄み切った流れ
が綺麗ですね〜
   
踏み跡のような道はずっと続いています、調査のためとかで人が通ったことがあるのでしょうが
時折、靴の跡があるのが何とも言えません。こういう所って動物が出てくるのも怖いけど、やっぱ
り一番怖いのは人ですよね。この靴跡の感じだと割りと最近人が入ったような気がします。
   
水の流れが気持ち良い、じゃぶじゃぶ水遊びし
たい気分ですが先へと進みましょう。
   
地図上で見る川の分岐らしいところにやってき
ましたが、ガーミンGPSがまったく受信出来てい
ないのではっきりは分かりません。
   
   
右側へと道が続くので道なりに進んでいくと、
そろそろ1時間ほど歩いたでしょうか。
川を渡らないと進めないところに出くわしたため
立ち止まって思案中、何となく臆病風が吹いて
きた気がしたので、ここらで終了とすることにし
ました。でも道はまだ続いています。
思い出して携帯GPSを受信してみたら入りまし
た、アンテナも2本立っていました通話できるっ
てことは少し安心できます。
   
   
携帯GPSで受信した地図がこちら。
二股を過ぎて右側へと上っているのが分かり
ます。道は右側に続いていたので、こちら側が
源流に近いのではないでしょうか。
   
帰ろうと思ったら一目散、さっさと帰って行きま
すが足元には要注意です。
   
   
いや〜、何とか自転車のところまで戻り田んぼ
の景色の中で昼のお握りを食べました。
今までの緊張感が抜け切って、ほっとした気分
でのんびりとした時間を過ごします。
後は神社までの道中を走りきり、結局自転車に
乗ったのは5kmほどでした。
   
   
2週続けて五条川の源流を目指してきました。今回の道中は管理人の趣味で行ってしまいました
が、お勧めするものではありません。このページを見て行かれる方はいないと思いますが、もし
行かれるような場合は事前の調査を充分に、自身の責任において判断してください。
   

             
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