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旧佐屋川 堤防跡道路を散策
        

2009年4月12日 実走
自転車:ツーリング
   

前から気になっていた旧佐屋川、江戸時代には旧佐屋路の佐屋宿から桑名までの三里の
渡し場があったところです。いつのころでしょうか、佐屋川は廃川となり埋め立てられました。
そもそも佐屋川とは、木曽川唯一の分流であり、今の馬飼大橋の少し上流にある製紙工場
辺りから分流し、東名阪自動車道の木曽川橋の少し上流辺りで合流していました。
古い航空写真からも、なんとなくその雰囲気が分かります。今の地図と見比べてみるとなんと
なくこの道が堤防跡だろうと思われるルートがあるため、現地確認も兼ねて出掛けてきました。今は馬飼大橋の取水口から海部幹線水路が通っていますが、ここが旧佐屋川が流れて
いたところと重複するのです。でも上流部分は少し違うようですが。。。
    
 走行距離39km (GPSデータ)
 
GPS軌跡データはこちらへ
                                    (作成2009/04/15)
木曽川河川敷のピクニック広場からスタートします。ここピクニック広場はバーベキューが出来る
広場があるようで、荷物抱えた人がたくさん訪れていました。
   
芝生広場の一部には、ものすごい数のタンポポ
が生えていました、タンポポ多すぎ!
   
馬飼大橋上流のこの辺りが旧佐屋川の右岸に
あたるようです。では出発!
   
すぐに良い感じの畑と民家の間の道を走り、これだけでも堤防跡じゃないかなと思うくらいです。
   
道は広がり県道みたいな感じになってきます。
半鐘が雰囲気あるかな。
   
徐々に道は狭くなり、分岐があっても道なりに
左へと向かうのが堤防跡ですね。右手は堤防
から下りる道のようです。お地蔵さんに挨拶して
おきましょう。
   
舗装が新しく走り易いです。右側を見ればこの
道が盛り上がっているのが分かります。
   
こちらは堤防跡から川のあるほうですが、畑が
広がっています。
   
少し崩れた建てやと黄色い菜の花が田舎の雰
囲気たっぷり。
   
大きな木がお出迎え、こんな道は歩くような速さ
でのんびりと行きたいものです。
   
畑とレンコン畑が広がる、開放感のある気持ち
の良い道が続きます。堤防跡から反れて道を
見てみると段差がよく分かります。
   
こちら側も堤防跡道路は盛り上がっているのが
分かります。そろそろレンコン畑の準備に入って
いるようで、水が引き込まれていました。
   
早尾辺りの竹林、竹の子無いかな!?
   
早尾の渡し場跡と高札場跡の碑がありました。
   
堤防跡から下る道があります。右手は竹林なの
でちょっときょろきょろ。
   
あったー! ほんとに竹の子発見ですよ!
でもちょっと大きくなりすぎかな。
   
ここはどの辺りだったかな? もうすでに忘れて
いる。。。でもこんな感じののんびり道がずっと
続く右岸堤防跡の道。
   
レンコン畑には水が入り遠くが見渡せて気持ち
良い景色が広がっています。車も人も通らない
ので、ここでしばしの休憩。
   
石垣もコンクリでが入っているので割りと新しい
ものなのでしょう。でも雰囲気はあるかな。
   
大きな木の下に、ちょこんとお地蔵さんが座って
いました。
   
垣根が並ぶ道は田舎の雰囲気がたっぷり。
自転車に乗った人、車の通行も少しずつ増えて
きたようです。
   
お地蔵様、冨岡神社、水準点が集まっていまし
た。この社のお地蔵様はあちこちに祭られてい
るので、旧佐屋川と関係があるのかもしれませ
ん。
   
まん丸な大きな木が一本、旧佐屋川がある頃
から見つめていたのでしょうか。
   
何となく撮ってみました。街道というわけでは
ないでしょうが、かつては集落の道だったのかも
しれません。
   
   
こじんまりとした神社がありました。
境内ではキジバトが小枝を拾って木の上へと
運んでいました。巣作りしているのでしょう。
そろそろ右岸堤防跡も、もう少し。
   
道なりに右へとカーブしつつ木曽川へと向かっ
て行いきます。鵜戸川の船頭平橋を超えると
もう少し。
   
堤防へ上ると木曽川が見えてきました。木曽
三川公園のタワーが見えます。
   
   
立田輪中排水機場跡の碑とかつてのポンプが
設置してあります。
木曽川では丁度潮が引いている時間のようで
シジミ取りの人がけっこうきていましたよ。
   
シジミ取りの景色を見ながら、管理人はお握り
食べて、しばし日向ぼっこを楽しみます。
戻りの道は左岸堤防跡を走って行きますが、どの辺りからかが分かりませんし、今ではショッピン
グセンターも出来ているので途中からのスタートとしました。
しばらくは県道に出るのもいやだな〜っと思いながら海部幹線水路脇の道を走っていましたが
そろそろ県道に出てみることにしました。交通量は多く、右岸の雰囲気とはまったく正反対です。

   
それでも3年前に訪れた旧佐屋路の三里の渡し
跡の公園に着いたときは、ちょっと感激です。
そもそも3年前から気になっていたのですから。
   
県道から市道へと変わり徐々に雰囲気は出て
きました。左岸側も後半は割りと良い雰囲気の
道がありますよ。
   
名古屋道と彫られた道標がありました。今の
海津市の高須から旧高須街道とかいうのが
津島方面にあったそうですが、その道に関係す
る道標なのかな?
   
左岸道を走っていると、時々左手のような高く
なっているところがあります。ここには何かの碑
があったので見てみたら「佐屋川廃堤耕整」と
彫られていました。やっぱりここが左岸跡だと分
かり嬉しい発見です。
   
左岸跡の道から少し左に入ったところに野田渡
船場跡の碑がありました。
   
蔵がとても素敵な家があります。
そろそろ製紙工場へと近づいてきましたが、か
つてはこの工場の中に左岸跡があったように思
うのですが。
   
   
旧佐屋川の右岸、左岸堤防跡道路は街道にも似た昔を思わせる道が続いていました。集落では
家並みの素朴さが優しく包んでくれるような感じがします。個人的には右岸側が好きなので
今度は電車輪行でもしながらの旅も良いものかもしれません。
   

             
             
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