TOP − Bicycle そこに道があるから 〜まだ見ぬ景色を探しに行こう!

 

 
北国街道 自転車ツーリング(一日目)
        

#29
2011年10月8・9日 実走
自転車:
パスハン
   

10月に入ったら、秋の自転車ツーリングに行こうかな!? そんな事を思いつつ、三連休は
天気が良さそう。行く場所を決めていた訳ではないので、10月に入ってから、あれこれと
考えておりました。夏の長浜・米原・彦根ツーリングの時に、少しだけ北国街道を走ったので
今回は北国街道にしよう! 一泊で行くなら北国脇往還で関ヶ原に戻ってくるのが良いかな。
北国街道のルートはおよそ調べてあったものの、北国脇往還は、何とか二日で調べたけど、
合ってるのかな? 少々心配でもある。
いつもの様に急に決めて動き出すという管理人お得意?の行動パターン。
三連休は天気も快晴だし、8日のまだ暗いうちから出発することにします。
街道散策の他にも山登りしたりして、一泊二日の自転車ツーリングを楽しんで来ました。
    
 走行距離 一日目 67kmくらい (GPSデータ)
 
GPS軌跡データ 今回はありません
                                    (作成2011/10/15)
日の出前のまだ暗いうちに家を出発して、近くの駅から名古屋駅まで名鉄で輪行し、名古屋駅の
コンコースを重い自転車担いでえんやこらと歩く。今回は新幹線で移動するという何とも贅沢な
自転車乗りの管理人である。そのお陰で名古屋駅から米原駅まであっという間の移動時間だし、
とにかく余裕で座れるのが嬉しい。自由席でも最後尾に座って余裕しゃくしゃくの輪行旅である。
   
米原駅に到着し、駅前で自転車を組み立てる。
朝日が眩しい、クラブ活動の高校生君たちに
じろじろと見られながら組み立て完了、15分で
組み立てれたぞ。
   
お隣の近江鉄道 米原駅からサイクルトレイン
に乗って移動することに。今日は朝から楽な
移動の連続だが、さすがにうたた寝するほどの
時間が無いのが、辛いかも!?
贅沢な悩みである。
   
鳥居本駅に到着すると、対向車両と擦れ違うた
め、良い写真を撮ることができた。
   
ついこの前、見たばかりの鳥居本駅は、レトロ
な雰囲気が素敵だ。
   
駅前から中山道へと入って行くと、合羽で有名
なお店が見える。写真を一枚、静かな朝の街道
である。
   
中山道の道路工事中のため、鳥居本宿の本陣
前で、慌てて写真を一枚撮る。交通整理の男性
としばし会話を楽しんだ。
   
国道から摺針峠へと上って行く分岐が、中山道
と北国街道との分岐になる。ここからしばらく
国道沿いを走る。
   
途中から右手に折れる、旧道が北国街道にな
る。民家を過ぎると、ちょっと山の中へ入って
行くような感じがする。
   
すぐに米原宿へとやって来た。米原宿では曳山
まつりのポスターがあちこちに貼ってあった。
丁度、この三連休がまつりの日になっているよ
うだ。
   
袴姿の男性にいろいろと話を聞き、パンフレット
も頂いた。子供歌舞伎を上演するとのことで
見てみたい、木之本まで行き、戻ってこようかと
悩む悩む。。。
   
   
どうするか迷いながら米原宿内を散策すると、
夏に見た米原宿の看板に出会えた。
旅館 近江屋の前の道を走ると、もしや女将
さんが急に出て来るのではと思ってみるも、さす
がにそれは無理な話である。
   
旅館かめやの前に着いた、夏の自転車ツーリン
グの時は、ここから中山道へ向う右の道を走っ
たが、今回は北国街道・北陸道へと向う左の道
へと入って行く。
   
右 中山道、左 北陸道と大きく太い文字で彫
られている道標はとても立派である。ここから
木之本宿まで35kmくらいの道のり、どんな
景色が待っているのだろう。
   
すぐに国道8号へと合流する。交通量が多くて走りにくいが、一気に抜けてしまおうとペダルを
ぐんぐんと回していたら、肝心の近江陸橋を通り越して、5km以上も行き過ぎてしまった。
慌てて、田んぼの中道を走り、無事に国道8号からの左折箇所に戻ってこれた。随分とロスして
しまったが、今日は時間があるので何とかなるだろう。
   
天野川の飯村橋を渡ったら、右岸側の沿いに
上って行く。しばらく県道沿いを走るため、交通
量もそこそこある。
   
街中から田んぼが広がる景色へ移り変わるに
つれて、気分も穏やかになってくるようだ。
左手に長浜のドームが見えてきた。
   
   
信号を左手に折れると、静かな住宅街へと入っ
て行く。ゆっくりと曲がりゆく道は街道っぽくも
見える。道標と案内板がぽつんと立っていた。
JR北陸本線を超えると、右手にびわこ大仏様
が見える。夏の自転車ツーリングの時に見たの
で懐かしい感じがする。
県道を越えると琵琶湖が見えてきた、ついつい
琵琶湖沿いに走りたくなってしまうが、今日は
北国街道へと戻ることにする。
   

北国街道へと戻ると、静かな住宅街の中を通る曲がりくねった道が続く。道路際にサイカチの木
と常夜燈が見えたので、ここで休憩タイムとする。サイカチの木にまつわる話が書かれていた。
今は静かな住宅街であるが、400年前には織田信長と浅井長政との対立により、戦いがあった
場所でもある。
   
北陸本線沿いの道を走り、地下トンネルを渡る
と、もうそこは長浜宿である。
   
長浜宿に入ったところ、10時を過ぎたところな
ので、観光客もちらほらと見かける。
   
北国街道の碑と説明版があり、長浜宿の通り
が続いていく。郷土資料館にあった人力車を
見たり、黒ガラスの通りを歩いてみた。
   
観光もそこそこに、北国街道へと戻る。武者隠
れの道と言われるように、家屋の境界が出たり
入ったりする造りになっていた。
   
長浜宿の外れには大きな常夜燈が立っていた。最初は気づかずに通り越してしまったが、地図を
よく見たら通り越していた。慌てて常夜燈の所まで戻って来た。今回も何度も道を間違える、街道
散策のようである。
   
びわ町曽根の辺りに大きな北国街道の碑と
ガラスで作られた案内板がある、これは立派な
石碑だな。
   
民家の家先にもガラスで作られた案内板が
あった。花で飾られて可愛らしい雰囲気である。
   
敷地の角に北国街道の碑が立っている。あちこちに碑があることは有難いことだ、昔の旅人は
細かな地図も無いのに、旅が出来たものだと感心する。だが返って今よりも家が少ないので
道がはっきりしていたのかもしれないと、ぼんやり思ったりもする。
   
角に大きな道標がある。北国街道を示すのでは
無く、左 竹生島道へと案内する道標であった。
この先、同じ道標をあちこちで見かけた。
    
歴史の町 虎姫町へ入ったら「江 浅井三姉妹
博覧会」の看板や幟がある。大河ドラマの「江」
にゆかりの土地である。明日は見に行こうか。
   
高時川の綺麗な流れが見えてきた、この橋は
もう使われていない、自動車は通れない橋のた
めのんびりとする。
   
橋の対岸に竹生島道への道標がある。日差し
が少し強くなってきたようだ。ウィンドブレーカを
脱いでバッグに仕舞うが、バッグが一杯になって
しまった。
   
高時川の堤防から北国街道の道のりが見える。
この先で、国道8号へと合流する。
   
一度、国道に出るがすぐに左へと折れていくの
が北国街道である。
   
速水辺りの静かな旧街道が古い大きな家がま
だ残っている。建て替え中の家や改修中の家も
あるが、古い雰囲気を残しつつ作られていると
ころが素晴らしいと思う。
   
瓦の屋根ではあるが、萱が乗っているような家
も残っている。歴史街道への思いが、街の中に
残っているのであろう。街道を旅する者にとって
町の人々の思いに感謝する。
    
国道8号と合流し、二度、右手に反れる道があ
り、二度目の角にはプレハブの建物が建って
いる。どちらも北国街道の案内等は何も無い。
右手が北国街道である。
   
この辺りは旧街道が田んぼに消えているらしく
田んぼが広がる道を走って行く。写真の前方に
見える山が賤ヶ岳だと思う。かつての羽柴秀吉
と柴田勝家の覇権争いの戦いがあったところ。
   
街中に入ったなと思ったら、北国街道と北国脇
往還との分岐に着いた。道標が立っており、
木之本宿に到着した。
   
立っている道標は新しい物のようである。
これで鳥居本宿から木之本宿までの北国街道
を完走することができた。
木之本宿の中を散策すると、やはり大きな酒屋
の冨田酒造をちょっと見学しましょう。
   
富田酒造の邸宅は、明治天皇が全国をご巡幸
の際、岩倉具視が宿泊したそうである。
   
こちらの玄関先には興味深いものがぶら下がっ
ていた。
   
これは昔の看板なのであろう。浅田飴はこの
時代から作られていたことが驚きだった。
   
木之本宿の北側にある酒蔵にも大きな杉玉が
下がっている。
   
角に北国街道の石碑と赤い丸ポストが並んで
立っている所が、今日一番のお気に入り。
   
さて、今日はどうするか、一泊すると考えていたもののまだ宿は決めていない。そう言えば米原
に戻ろうかとも思っていたがどうする? 米原まで戻ると明日の北国脇往還を走るのが難しいの
で、今日は木之本辺りで宿泊の宿を探すことにした。
木之本駅内にある観光案内で聞いてみると、宿の電話番号を書いた紙をくれたので、自分で
探すとしよう。木之本宿の宿は高そうだから、戻る方向にはなるが高月駅周辺の宿と交渉して
本日の宿を確保することができた。
   
今日は朝早くからの行動のため、実は今現在、12時50分である。夕方17時くらいに宿に行くに
しても時間がありすぎである。このまま北国街道を北へと向かってみるのも良いが、ピストンで
戻るのも味気ない。それならと賤ヶ岳にでも行ってみよう、少しくらいの山登りもできるかもしれ
ないから。
   
賤ヶ岳登山口の駐車場脇に自転車を3重に鍵
をする、フロントバッグを担いで山登りはちょっと
いただけない格好だが仕方あるまい。
   
登山道は1500mほど、ロープーウェーも通っ
ているので、帰りは乗ってみようか。750m付近
まで上ってきた。
   
ロープーウェーの終着点から更に上ると、ようや
く展望台に到着した。
   
こちらは余呉湖の景色が広がっている、何年前
だろうか、赤ブロで走ったことを思い出す。
   
テーブルには赤とんぼがゆらゆらと止まってい
た、もう秋だな。
   
琵琶湖方面は逆光になり光ってしまう、白く霞ん
で見えるが、これもまた良い味わいがある。
   
犬印鞄のフロントバッグが眼下を見下ろすの図
荷物が多くなりバッグがはち切れそうなのが心
配の種である、もう少し大きめのバッグが欲しい
かも。
   
予定通り、下りはロープーウェーに乗ってみた
のはよいが、これが意外と管理人泣かせであっ
た。思いの他、足元の距離感があるのと、降り
たくても降りられないのが怖さを感じてしまう。
   
無事に到着して、足が地に着いたら一安心で
ある。伊香具神社で一休み。
   
川のある緑の景色は心が落ち着く、先ほどまで
の怖さがあっという間に吹っ飛んだ。
   
高月駅までは田んぼの中道を通って戻ってき
た。高月駅で駅周辺の観光パンフレットをもらい
時間まで周辺散策でもしよう。
   
高槻(たかつき)の名前の由来でもある槻(つき)
の木が祭られている。高月町内に10本の槻の
木が祭られ、野神さんという祭事がある。
   
高時川沿いの桜並木の堤防道は、実は明日に
なると、ああここはあの道なんだと気が付くので
ある。
   
高時川とコスモス、川に沿って気持ちの良い爽
やかな風が流れて気持ちが良い。まだ16時前
だというのに、影が長くなってきた。
   
花が飾られて、水路に小船と水車が回ってい
た。
   
彼岸寺には寄って見たいと思っていたが、すで
に16時を過ぎてしまった。明日寄れるかな。
   
国道8号を超えて西側へと来てみた、この辺り古墳も多いらしい。桜塚古墳が近いので寄ってみ
ることにする。斜めの日差しを浴びて稲穂の色付きがとても綺麗だ、風で倒れていなければ、尚
綺麗だったろうに。田んぼの向こうに姫塚古墳が見える。
   
時間も良い頃なので宿へと向う、教えてもらった
通りに行ってみると、すぐに宿の場所は分かっ
た。自転車を家の軒先に置かせてもらい、3重
にカギ掛ければ大丈夫だろう。
高月駅近く つるや旅館に宿泊。
   
仕事のお客さんが多かったので、夕食のおかず
はもの凄い量だ。残すのは悪いので、頑張って
全部頂きました。ご馳走様です。
風呂も広かったし、後は早めに寝て明日に備え
よう。
   
   
秋の一泊自転車ツーリング、テント張って寝るほどの体力も無いので宿泊りが合ってあると
思っている。今日は北国街道の旧街道巡りと山登り、あちこち観光が楽しい一日であった。
   
二日目 後半へと続きます。
   

             
             
【二日目へ ≫】
             
             
             
             
             
             
【2011年 目次】