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そこに道があるから 〜まだ見ぬ景色を探しに行こう!

 

 
第8回 旧国鉄中央(西)線 愛岐トンネル群
        

#36
2011年11月23日 
ウォーキング 徒歩
   

旧国鉄 中央(西)線に残る、愛岐トンネル群の一般公開が23日〜27日までの5日間
開かれます。一昨年の秋の公開時に一度訪れたことがありますが、過去最多の入場者数
となった日のため、入場口制限から3号トンネルを迂回する道を進むように言われました。
そのため3号トンネルを見ることが出来ず、残念な気持ちが残っていたため、この秋の
一般公開の初日に、再度訪れることにしました。
今回は、無事に3号トンネルを始め、すべての廃線跡を楽しむことが出来てよかった。
ボランティアの方との楽しい会話や、アルプスホルンの演奏など、日頃味わうことのない
わくわくドキドキの散策ができました。
    
 歩行距離 5.4km (GPSデータ)
 
GPS軌跡データ 今回はありません
                                    (作成2011/11/26)
今回で8回目よなる「よみがえれ! 愛岐トンネル群」の一般公開が始まるのをHPで確認し
天気になることを祈る日々でした。祈った成果でしょうか、晴れとはいきませんでしたが曇り空で
少々冷えた一日でした。
   
写真は家に帰ってからのものですが、今回の
パンフレットです。前回は第4回の記載がありま
したが、今回のものは第8回の記載が無いため
ちょっと残念だな。
   
前回のものより内容が少し増えていました。
今年の台風15号の土岐川、庄内川の大増水
によって現れた石垣についての説明もありまし
た。
   
JR定光寺駅の階段を下りる途中から、愛岐ト
ンネル群の受付方面です。一昨年は、この狭い
道にすでに大勢の人が並んでいました。今回は
誰も歩いていない、よっしゃー!
   
それでも車両からは大勢の人が降りてきたため
並んでしまいました。ここからでも受付のテント
が見えるので、50番目くらいでしょうか。
   
9時30分に受付開始して入場が始まりました。
見学料100円をを払いゆっくり楽しもう。新しく
出来た鋼板製の階段が頼もしい、一昨年は
木製の階段のため重量制限があり、ここを通る
のに時間が掛かってしまったのです。
   
一昨年はこの階段を上がることができず、迂回
路を通ることになってしまいましたが、今回は
無事に階段を上がることができました。
階段を上がるとアルプスホルンの演奏が周りの
雰囲気に合って見事でした。
   
廃線跡に上ったら、すぐ目の前に3号トンネル
定光寺側が見えてきました。初めて見るその
雄姿にしばし見惚れてしまいます。
   
明治の時代に山を削って、人力で物を運び込み
精巧なレンガの積み重ねは、まさに芸術です。
明治以降、崩れずに残っていることが凄い。
   
トンネル内の待避所が妙に背が低いのは何故
だろう。まだ埋まっているのかも!? レンガを
擦ると煤が残っているから真っ黒になります。
   
玉野第三 3号トンネル 75m
トンネルの出口は雰囲気があるな、廃線跡に
自然に生えた木々の生命力が逞しい。
   
3号トンネルの多治見側に出ました。逆光になる
ため白く光ってしまいました。一昨年より人は
少ないとはいえ、人の入らない写真を撮るのは
難しい。
   
ずっと続く廃線跡は、当時と比べると狭くなって
いると思います。特に川沿い側は少しは削れて
狭くなっていると思うのですが。。。
   
いろんな物が出てきたんですね、綺麗に展示さ
れています。これもすべてボランティアの方の
努力の賜物ですから、感謝せずにはいられま
せん。
   
一昨年は、この辺りから線路跡に上ってきたの
で、これからは二度目のご対面になります。
竹林の緑が綺麗です、冷え込んではいるけど、
風が無いのでウォーキングには良い気候かな。
   
木製の橋はボランティアの方が架けてくれた橋
なので大事に渡らないといけません。
橋の下から庄内川の河川敷に下りれるみたい。
   
一昨年の記憶にも残っている、すんごい形の
モミジが見えてきました。どうするとこんな形に
なるんだろう?
   
更にヘビのように曲がりくねった幹がすごい!
自然の神秘ですな〜。
   
4号トンネルが見えてきました。左側は落石注意
のための柵が作られていました。
   

4号トンネルも向こう側が見える短いトンネルなので、安心して通れます。4号トンネルの多治見
側には愛知県下で最大のモミジの木があるのですが、今年の紅葉はどうかな!?
このトンネルを出る瞬間が、とてもわくわくするのは管理人だけではないと思います。
   
トンネルを抜けるとカメラに入りきらない枝っぷり
が素晴らしい。紅葉は始まったばかりなので
全体的には緑色が多いけど、所々、赤、黄が
混じってとても綺麗でした。
   
水の落ちる涼しげな音がするなと思ったら、山
側から清水が流れ落ちていました。飲んでみよ
うという気にはならなかったけど、ひんやりとして
気持ち良かった。
   
少し離れてモミジの巨木を見ると、廃線跡から
川側へと枝が伸びていく生命力がすごい。
   
庄内川の静かな流れと、山の木々が放つしーん
とした静けさが心地良い。
   
モミジは綺麗な緑色、空に透かして見えるコント
ラストが美しい。これで青空だったら最高だね。
   
小さな滝が落ちているが、涼しいというより少し
肌寒く感じるかな。水車がくるくる回っています。
   
空の下、簡易トイレが面白いです。すっきりとし
てまた歩こうか。
   
「愛岐トンネル群」のパネルも健在でした。対岸
の愛岐幹線道路から見えるのでしょう。
   
隠山第一 5号トンネル 99mに着きました。
トンネルの手前では台風15号の爪痕が残って
いました。
   
隠山第一トンネルの看板もボランティアの方の
手作り品かな。皆さん、このトンネルのことが
大好きな人の集まりだからできる仕事ですね。
   
   
トンネルの横に小さなお地蔵さんがちょこんと
座っておられました。
トンネル群の調査中に、この付近から見つかっ
たお地蔵様とのことですが、どのような経緯で
作られた物なのかは不明との事です。
「昭□二七□十二」の文字が彫られているので
昭和二十七年頃に作られたようです。
   
5号トンネルの中には明かりのアートがありまし
た。暗いトンネルの中で、ほっと出来る時間を
味わった気分になります。
   
トンネルの出口はいつも、出たくないという気持
が少なからず味わえるのではないでしょうか。
トンネルを抜けると、広場では準備が進んで
いるようです。
   
レンガ広場のお楽しみは戻ってからとして、まず
は先に進みましょう。隠山第二 6号トンネルが
見えてきました。
   
今回、公開されるトンネル群の中では最長の
333mの長さがあり、更に曲がっているため
出口が見えないのです。お〜真っ暗。
   
サンジェルマンの強力LEDライトを持参したの
で、暗いところでも何のその。明るい優しい光が
心強い存在でした。無事に出口に到着です。
   
出口付近には見つかった赤レンガのうち、刻印
のある物が集められていました。赤レンガを作っ
た方の目印になるようです。
   
6号トンネル多治見側に出てきました。立派な
ウィングが堂々として立派だね。すぐ目の前は
愛岐処分場の道路が通っているので、このトン
ネルは以前から見えていたのでしょう。
   
手作りのトンネル看板も月日が経つと、雰囲気
が出来てました。一昨年の公開時はまだ新し
かった印象が残っています。
   
伐採した木に、さるのこしかけが生えていまし
た。最後の広場なので時間を掛けて見てきまし
た。ボランティアの二方ともいろいろとお話でき
良い時間が過ごせました。
   
愛知県から岐阜県へ、県境を小さな川が流れて
います。向こう側に橋桁が見えますが、この先
も多治見駅までの間にトンネル群が眠っている
のです。さて、それでは戻りましょう。
   
6号トンネルを抜けるとレンガ広場では、入口で
出迎えてくれたアルプスホルンのグループの方
の演奏が始まっていました。
    
このトンネル群の他にもう一つ、玉野街道の
古道跡があるので一部分を見てきました。古道
に残る山おやじの大エノキの幹が太かった。
   
帰り道は庄内川と対岸の景色も楽しみつつ
ゆるゆると歩いて行きます。
    
行きには気づかなかったモミジの紅葉を見つけ
と、ちょっと得した気分になるものです。
   
かなりの年期が入ってきたように思うけど、たか
が4年くらいの月日でこうなるのですね。
   
赤レンガのトンネルは職人さんの技術の賜物な
のでしょう、びくともしない強靭さが凄い。
   
帰る人と来る人が同じくらいになってきました。
一昨年に比べると少し少ないように思うけど
どうなんだろう?
   
長い月日で、線路跡も随分と狭くなってしまいま
した。ここをかつては蒸気機関車が走っていた
とは思えないくらいのどかな自然がいっぱい。
   
大モミジの木に戻ってきました。行きに見たときよりも赤みがかって見えるのは目の錯覚だろう。
もう一週間ほど遅ければ真っ赤な紅葉が見られただろうに、ちょっと残念な気持ちである。
昭和41年以降、新しいトンネルが出来てから、藪の中でひっそりと暮らしていたモミジの木も
こうして人が訪れてくれることを、どう思っているのだろうか。
   
ちょっとデジカメの色合いをいじってみたら、更
に紅葉しているように見えるぞ。
何だか名残惜しい気もするけど、歩き始める
ことにしよう。
   
トンネルの出入り口の真ん中に木が生えるのは
何か理由があるのかな? 何故か出入り口に
生えている木が多いような気がするけど。
   
トンネルの内部はところどころでポータルになっ
ているような場所があるが、出入り口の赤レン
ガに崩れたような感じが無いのは何故だろう。
   
とうとう4号トンネルの出口が近づいてきました。
ちょっと、いいやかなり名残惜しい気分。
   
ついに出てきてしまいました。この辺りのモミジ
はまだまだ緑色、これから色着くことでしょう。
   
出口へと、線路跡から一段下に降りて歩いて
行きます。一昨年の時はここから入場したため
3号トンネルを見れなかったんだな。
   
下道は、台風15号の大雨のときに水没したら
しいです。この辺りは川になっちゃんたんです
ね。もう出口が近いぞ。
   
フェンス沿いの狭い道を通って入口の階段まで
歩くのがちょっと切ない感じ。受付を通り過ぎる
ときは、並んでいる人はほとんど居なく、時折
来場者が歩いてくるくらいでした。
   
JR定光寺駅のホームから愛岐トンネル群の入
口方面を眺めていると、帰りの普通列車が新し
い愛岐トンネルからやってきました。
   
   
二年ぶりに愛岐トンネル群の一般公開に参加しました。初めて見る3号トンネルに、懐かしい
景色を思い出しながら楽しむことが出来ました。また数年したら訪れてみたい、そんな景色が
盛りだくさんの日になりました。
翌日発表によると、23日は速報値で2800人の来場者が訪れたとの事でした。
   

             
             
             
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