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乗鞍ツーリング 二日目
奈川から乗鞍越えて丹生川まで
        

#26
2012年10月6〜8日 実走 
自転車:
パスハン
   
今年はお泊りツーリングに出掛けていなかったので、この秋に乗鞍越えの二泊三日プラン
を計画してみました。距離はそんなに走れないので、50km前後で計画してみるものの
どうもうまくいきません。とある雑誌ブログの乗鞍越えツーリングのルートを参考にして
出来るだけ距離を短くして挑むことにしました。
日本最高標高2700mの畳平にたどり着けるか、まったく自信はありません。
それでも紅葉が始まりだした乗鞍エコーラインとスカイラインの景色を楽しみたくて、何とか
なるでしょうの気楽な気分で出掛けて来ました。
   
 走行距離 10/7 85kmくらい (GPSデータ)
 
GPS軌跡データはこちらへ (一部、ログ漏れあり)
                                    (作成2012/10/20)
二日目は、乗鞍ツーリングで一番の目的である乗鞍エコーラインとスカイラインを走ります。
昨夜の雨も上がり、路面も少し乾き始めていたので走る気満々、まずは腹ごしらえしなければ。
   
お宿の朝食を頂きます。白味噌に手こずったも
のの、ご主人が採って来たキノコが大きくて
美味しかった。
   
女将さんに見送られて出発準備です。山には
雲が残っているのが心配ではありますが、気合
一発、行ってきま〜す!
   
県道26号から上高地乗鞍スーパー林道へと、
この先で左折します。
   
奈川の温泉街を抜けて静かなスーパー林道は
行く手に霞がかかって時折白っぽく見える。
   
乗鞍高原まで18.3kmの案内板がお出迎え、
まずは快調に走って行けそう。
   
ここスーパー林道はかつて有料道路だった事を
示す、名残りが残っていました。
   
時折、ガスが流れてきて白っぽく見えてくるのが
山らしくて良い感じかな。
   
雲の切れ間から、うっすらと日が差してくると、
気分も盛り上がってくるというものです。
   
随分と上ってきたようで、奈川の町並みが下の
方に見えてきた。
   
えんやこらと汗かきながら上っていると山肌から
綺麗な冷水が気持ち良さそう。
   
数台の車に追い越されながら上りきると、白樺
峠へと到着です。
   
白樺峠(1624m)も霞んで白っぽい世界なの
で、景色はまったく楽しめません。
   
白樺峠を折り返して下りに入ると、乗鞍連峰が見えてくるはずが、上の方は真っ白じゃないの!
う〜む乗鞍 畳平まで行けるのか心配になってきました。
   
せっかく上ったのに、する〜っと下ると谷沿いに
架かる橋を渡ります。この先、また上りが始まる
ので張り切って行こう。
   
上りきったところから一ノ瀬に到着、周りは紅葉
し観光客もちらほらおります。乗鞍ならここより
も素敵な紅葉が待っていることでしょう。
   
時間的に余裕がある訳ではないけど、ちょっと
一ノ瀬食堂があるので寄ってみました。
   
庭には大きなソフトクリームが! その隣には
なんとクマさんおりました。ビックリの置物です。
   
一ノ瀬から一気に下ると、乗鞍観光センターへ
到着しました。畳平行きのバス待ち観光客が
たくさんみえます。それよりも山の上の天気が
気になり観光センターで聞いてみると雨は降っ
ていないとのこと、これで安心です。
   
いよいよエコーラインを上るけれども、すでに
ここまで28km以上走っているしかなりしんどい
状況なのです。どこも同じだろうけど上り始めは
特にきついので汗かきかき、のろのろとしか
進めない。ようやく夜泣峠に着いたー!
   
途中、数名の自転車乗りに追い越される。
ほとんどがロード乗りで、2名ほどMTBがいまし
たよ。ふうふうはあはあ言いながら三本滝の
ゲートまで辿り着いた。
   
かなりグロッキー状態、交通整理の男性にいろ
いろと教えてもらい、少し元気回復。ここで標高
1800mくらいなので畳平まで残り700m、距離
が14kmほど。いま11時少し前、行けるか?
   
今日は高山側のお宿も予約してあるし、帰りの事も考えると何としても乗鞍を越えなければ
いけない。まあ最悪はテレビ番組みたいにタクシーに乗せちゃえと思いつつ出発です。
   
それでも行ける所までは行きたい! スキー場
みたいなところを上ります。息ははあはあ。
   
下の方に三本滝の駐車場が見えてきた。少し
嬉しくてテンションアップ!
    
木々も赤く色付きだしているので、連続で休憩しながら写真撮りつつ徐々に上ることにします。
時間をかければ上れそうな気もするけど、何せスタートが11時なので気持ち的に余裕が無い。
   
標高2000mを越える、個人的に自転車で上っ
た最高高度はしらびそ高原の1911mが最高
だったので、取り合えず記録は更新できた。
   
更に進んで標高2040m、目の前にドーナツ
リングのような物が見えてきた。ちょっと不安な
ので大休憩を取る。
   
時間は12時を周ったところ、1時間で標高200m上ったということは、残り700mに掛かる時間
は単純計算で3時間30分でしょ。上に行けば多少傾斜は緩やかになるにしても疲れや空気も
薄いだろうから無理しない方が良いかな。時間さえあれば上ってみるのもいいけど今日はここ
までとしよう、そう決めた。
   
一気に駐車場まで下るとタクシー発見、運転手さんとお話して畳平の少し手前まで乗せてもらう
ことにしました。トランクに入るには入ったが、サイズが大きいので前輪を外しての収納です。
あはは〜、楽ちん。今までこんな事はしたこと無いけど、一人旅ならではの自由気ままな気分で
楽しめました。
   
タクシーの運転手さんも分かったもので、時折
良い場所で止めてくれるので写真も数枚撮る
ことができます。
   
この辺りは森林限界に入ってきているので、
木がツツジのように背が低く丸まっています。
冬山の自然に対応する木の生命力が凄い。
   
目で見るのと、撮った写真ではまったく雰囲気が出てきませんが自然の雄大な景色が広がり
素晴らしかった。晴天の時も素晴らしいでしょうけど、白く霞んだこの景色も素晴らしい。
    
もうすぐ県境近くというところで降ろしてもらいましたが、すでに周りは真っ白の状態で10m先が
見えない。危ないのでライトを点滅しながら進みます。突然、目の前に現れた岐阜県の看板に
感動です、出来れば自分の足で上れば尚更でしょうけどね。それでも初めて見る景色はことさら
印象が強く、感動を覚えます。
畳平の駐車場までゆっくりと進むと、下りのバス
待ち観光客さんの列が続いていました。
今日は特別人出が多いようでバスも増便してい
るそうです。
    
ここで昨日も会った大学生の自転車クラブの人
に会いました。今日も出会えて嬉しさ倍増ですが
タクシー使ったことは内緒にしておきましょう。
   
駐車場の気温は3℃と表示されていたので、急に寒さを感じます。ズボンが薄いので、中に暖か
なタイツを履いて下り対策もバッチリ。その前に暖かなものでも食べようと思い、とろろソバを
あっという間に完食しました。自転車に乗り下りへと向かいます。駐車場の案内をされている
男性からスカイライン側は霧で視界が悪いため十分注意して下さいと、ありがたいお言葉を頂戴
しました。元より下りの苦手な管理人はフルブレーキでの下りになるでしょうけど。
   
さ〜ってここから乗鞍スカイラインを下ります。
真っ白で何も見えません、これでは景色も見え
ないし、早く走ることも出来ない状況です。
   
ライチョウ注意の標識が出ているけど、この霧
では動物達も出てこないのでは?
それでも安全運転第一で下って行きます。
   
山岳道路らしい九十九折れの道路が続いてい
るけどほとんど見えないため景色を楽しむこと
も出来ません。傾斜10%です下りでよかった。
    
バスが一台追い抜いて行った。視界の悪さから
出来るだけ後から車・オートバイが来たときは
先に行かせる余裕を持ちたいものです。
   
乗鞍スカイライン側には3ケ所の片道通行の
場所があるそうです。ここは最初の片道通行
止め箇所。5分の待ち時間です。
   
霧で霞んでいるだけなので、写真を撮りながら
待つものの5分は長く感じるように思う。
さて信号が変わったので出発しましょう。
   
時折、ガスが切れて視界が広がりますが、この辺りは森林限界を下ってきたようで木々も高く
そびえております。そこそこ紅葉もしているので綺麗だな。
ところで先ほどからスカイライン側を下ってくる車は、先ほどのバス一台のみなので気分的には
かなり楽に走れるので助かります。
   
真っ白なので気づき難いけど、ここは夫婦松
駐車場へ着きました。ですが相変わらず周りは
真っ白で何も見えません。
   
こんな状態なので景色は見えないし、駐車場に
誰も人はおりません。丁度バスが2台通過して
行ったのでラッキーです。
   
最後の下りを楽しんでいると、急に霧が取れて
視界は良好、っと思ったら乗鞍スカイラインの
ゲートに着いてしまいました。
    
その先は平湯峠です、大きなモニュメントがある
ので記念撮影しなきゃ。結局、乗鞍スカイライン
の一番良い所はすべて真っ白で見えなかった。
   
平湯峠からは快調に下って行きます。
追い越されたのはバス3台だけという、楽な下り
の道中でした。
   
国道との合流点に到着です。もうすぐ16時近く
になるけど、かなりお疲れです。お宿までは国道
158号線を突っ走ってすぐかな。
   
この国道158号線は、交通量が多くて後ろから
追っかけられまくりでけっこう怖いぞ。高山市
丹生川のお宿を目指して走れ〜。大きなお宅
なので、駐車場も広いし畑もあります。
   
風呂入ってさっぱりしたら、お宿前の駐車場を
散歩してご主人とお喋り。夕食には飛騨牛が
出てきたので美味しく頂きました。
疲れもあるので21時過ぎにおやすみです。
   
お宿では、用心が悪いからと玄関内に自転車を入れさせてもらえたので良かった。
   
   
二日目、白樺峠を上っただけで、本日は終了みたいな感じでした。もし次の機会があれば
ルートを考えなければいけません。かと言ってスカイライン側から上るのはきつそうだから無理
かもしれないし。
   

                          
             
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