出会いは一瞬!


岐阜と福井の境を流れるここ石徹白川の上流部に友人と2人出かけた。
この河川の上流部には民家も無く山奥深い渓流が静かに流れている。

この日、私は本流へ入り、友人は少し上流の支流に入っていった。
しばらくして本流の瀬で20cmくらいのあまごを釣り今日はご機嫌な釣り日和だ
なぁと1人口ずさんでいた。
ふと上流を見ると、友人の姿が見えない。釣った報告も兼ねて私は上流に向か
い歩き出した。支流の入り口まできたが友人の姿は無く、小さな流れにうっそうと
木が生い茂っているだけだった。「あれっ? もっと奥まで入っていったのかな?」
そう思い私も竿を振りつつ上流に少しずつ進んで行った。
かれこれ10mくらい入ったところで、更に20m先の草むらがガサガサと
揺れたので、友人がすごい場所から出てきたなと思った。
次の瞬間♪Ю―(^O^ )オジャマシマース  と言って?出てきたのである!!

うぁ〜〜〜〜( ̄□ ̄;)!! 
熊だ!
(よく見ると、小熊だった。しかし小熊の近くには親熊と言いますから・・・)
思わず大声を出してしまった!


人間、緊急自体には体が硬直するものである(言い訳)
熊はゆっくりと川を渡り反対岸へと渡って行き、私は、おっかなびっくり後ずさり
して逃げた^^;

しか〜し、あの先には友人がいるはず!

どうしよう!!!  どうしよう!!!

そう思ったとき、橋の上から友人の声が・・・ 振り帰ると 
いた!
あれっ! なんでここにいるの???

また出てくるとは思わないが、恐怖感もあるため退散したのはゆうまでもない。


それから2年ほどはその場所に行かなかったが、2年前の台風で渓相が変わり
護岸工事が行われるようになると、あの時の思い出が無くなっていくのが妙に
寂しい気がする、今日この頃である。